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テーマ:今日見つけた宝物(655)
カテゴリ:本、読み物、講演より
う~~ん、いつもまでも続く神父さんのDVD勉強会だなぁとお思いの方もいらっしゃるでしょう。 さて、このコロンビアの「子ども平和運動」を引っ張ってきた女の子たちはどうしているでしょうか。 ノーベル平和賞の候補に挙がったことも誇らしいことです。 互いの言葉を真剣に聴きあうことこそ、平和への第一歩、いや、そこにこそ平和があるのですね。 彼女はちゃんと平和を生み出す人になっていました。 そしてあのリーダーだったファルリスは、なんとイギリス留学をしていました。 今の彼女の環境は銃声はもちろん聞こえることはなく、飢えている人も家のない人もほとんど見かけないところです。 「コロンビアのみんなのこと忘れてしまいそうになりませんか、こんなところにいたら・・・?」 言葉は番組のとおりではないけれど、そのように涙を流しながら彼女は応えていました。 番組の最後に今日も大統領官邸前で座り込みをして平和の実現と難民救済を訴えている一団にカメラが近付いて行き一人の少女(7~9歳ぐらいでしょうか)に声をかけました。 矢継ぎ早にいくつかの質問をし、最後にこんな質問をしていたように思えました。 「おばさんと妹と・・・ 兄は途中で居なくなったし・・・私はたくさんのものを失いました・・・」 インタビュアーはそのまま沈黙を守り、カメラはずっと彼女の泣く姿をとらえ続けていました。 けれども、彼女の悲しみを知りながら、ただ沈黙してカメラを回し続ける姿は先進国に住む私たちの姿そのもののような気がしました。 完
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