621305 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

さっちゃんと9人家族

さっちゃんと9人家族

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

さっちゃん9

さっちゃん9

Calendar

Favorite Blog

第350回定期演奏会 すららさん

小学校でハープコン… 47弦の詩人さん

Welcome to Ichiro’s… Ichiro_Kishimiさん
モモ Chiyomi Kubotaさん
COCOROKO ROKOたんさん

Comments

名前 小夏@ Re:慈子さんの「花物語」(06/26) 「もし足が立ったら、祭壇に向かってひざ…
さっちゃん9@ Re[1]:道端でお話(09/19) あっこちゃん  コメントありがとうござ…
あっこ@ Re:道端でお話(09/19) そうやね。 いいね。 ドンドン広がって お…
さっちゃん9@ Re[1]:1月のミニ真名&カナダ(01/24) 夢咲案内人 2008さん ありがとうございま…
夢咲案内人 2008@ Re:1月のミニ真名&カナダ(01/24) 今晩は♪~θ(^O^)θ~♪ 楽しみなカナダ滞在で…

Category

2010.06.11
XML

 

  う~~ん、いつもまでも続く神父さんのDVD勉強会だなぁとお思いの方もいらっしゃるでしょう。
このお話が続いている間も、私はいろんな方にお会いできるチャンスやメールで語れるチャンスをいただきながら過ごしています。
本当に語る、聴くって素晴らしいことだと思います。

さて、このコロンビアの「子ども平和運動」を引っ張ってきた女の子たちはどうしているでしょうか。

一人の女性は大学を卒業後も避難民の地域にみんなが集える場所を作って、毎週集まり語り合う活動をしていました。
そこに集う人たちは、大人に交じって子どもたちもいました。7,8歳の女の子も大人たちに交じって、堂々と発言をしています。

ここに「子ども平和運動」の成果が表れているように思いました。国連に呼ばれて大勢の偉い人たちの前でお話をし、喝さいを浴びたことも確かに良かったことでしょう。

ノーベル平和賞の候補に挙がったことも誇らしいことです。
でもやっぱりこの小さな集会場の雰囲気を見たら、ここが一番素晴らしい活気に満ちたところだということが分かります。
子どもたちが今感じていること、思っていること、この中にも大人たちが取り組んでいくべきことを示すキーワードが一杯ある、と皆が聞き耳を立てています。

互いの言葉を真剣に聴きあうことこそ、平和への第一歩、いや、そこにこそ平和があるのですね。

彼女はちゃんと平和を生み出す人になっていました。

そしてあのリーダーだったファルリスは、なんとイギリス留学をしていました。
あの難民キャンプにいた彼女はコロンビアのことを世界のみんなに知ってもらうためにはまず英語を勉強しなくてはならない。
そして本当にみんなの力になるためには法律を勉強する必要があると考え、留学を決意したのです。ご両親は大借金をしながらも彼女を送り出し、彼女はファストフード店でバイトをしながら、大学院で博士論文を書くために日夜努力していました。

今の彼女の環境は銃声はもちろん聞こえることはなく、飢えている人も家のない人もほとんど見かけないところです。

「コロンビアのみんなのこと忘れてしまいそうになりませんか、こんなところにいたら・・・?」

とインタビュアーが訊きました。すると彼女は
「私は毎日のように、コロンビアの友人たちとメールのやり取りをして、あちらの現状は常に把握しています。
みんなの思いも・・・、苦しみも・・・ 
私自身だってここにいることがとても歯がゆく・・・ 
このような形で私がここにいることは、決して楽なわけではありません。」

言葉は番組のとおりではないけれど、そのように涙を流しながら彼女は応えていました。

番組の最後に今日も大統領官邸前で座り込みをして平和の実現と難民救済を訴えている一団にカメラが近付いて行き一人の少女(7~9歳ぐらいでしょうか)に声をかけました。

矢継ぎ早にいくつかの質問をし、最後にこんな質問をしていたように思えました。
(字幕が見えにくかったので・・・)
「今一緒に暮らしているのはだれ?お母さん?お父さん?ごきょうだい?」

「おばさんと妹と・・・ 兄は途中で居なくなったし・・・私はたくさんのものを失いました・・・」
と応えながら彼女は大粒の涙を流しています。

インタビュアーはそのまま沈黙を守り、カメラはずっと彼女の泣く姿をとらえ続けていました。
この彼女の悲しみを伝えることがこの番組を作る上で非常に大切なことなのかもしれない。

けれども、彼女の悲しみを知りながら、ただ沈黙してカメラを回し続ける姿は先進国に住む私たちの姿そのもののような気がしました。

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.06.11 16:44:51
コメント(6) | コメントを書く
[本、読み物、講演より] カテゴリの最新記事


Free Space

十六夜弦楽四重奏団
 2018年
  8回レギュラーコンサート 3月21日14時~ (開場13:30~) 入場無料
   バルトーク 弦楽四重奏曲1番
   ベートーヴェン 弦楽重奏曲14番
   カトリック衣笠教会(京都市北区衣笠御所ノ内町4 
   (バス停 金閣寺道)

 十六夜弦楽四重奏団 スペシャルコンサート
   ブラームス 弦楽六重奏曲1番
   チャイコフスキー 弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」
    2018年4月30日(祝)15時開演
    カトリック西陣聖ヨゼフ教会
     (京都市上京区新町通一条上ル)
     地下鉄烏丸線今出川駅より徒歩10分


ドネーションシップわかちあい
「冨田江里子さんのバルナバマタニティークリニックへのサポート窓口です。http://donationship.org/

Freepage List

Archives

・2024.10
・2024.09
・2024.08
・2024.07
・2024.06

© Rakuten Group, Inc.
X