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テーマ:子育て現在進行形(1980)
カテゴリ:子育て
先日、幼稚園の真名の会に行きました。子どもたちが帰ってしまった幼稚園には時々お邪魔しているけれど、元気にみんなが遊びおしゃべりしている園に足を踏み入れるのは3月の卒園式以来。 そして真名の会に顔を出すのはたぶん2年ぶりです。どんな顔ぶれかな?と恐る恐る入口の引き戸を開けてみると、 まぁ 知った方も結構いらっしゃる~~ すでにいらした(例によって私は遅刻して行ったものですから)皆さんからも まぁ~~ さっちゃんが~~~ とそれぞれのささやきが一つの驚きになってしまいました。 ごめんなさい、ちっとも参加することができなくて・・・・ その日のテーマはまさしく子育て、人間育てのお話でした。 彫刻家が素材を思い通りに削っていくかのように、生まれいでた赤ちゃんに、理想を求めて、あれこれと教育的配慮をして、立派な形に育てあげるのが良いのか、 というものでした。 この幼稚園はシュタイナー教育を中心に据えているところなので、ここに子どもを通わせているお母さんたちはもちろん、園芸家であることを望んでいるのです。 理想的な園芸家でいようとすればするほど、全体の流れと距離が生まれ、しかも子どもの学習段階で「できる」「できない」という形でその差がくっきりと表出するので、お母さんの心の中の不安がどんどん膨らんでしまうのです。 私も最初の子育ての時はこの園芸家のように子どもたちを育てたいなぁと思っていましたし、実際子どもたちが小さい時はかなりそのようにしていました。 一方うちのHやKはデザイン、建築ということを学んでいるので少しは彫刻家のことも想像でいます。 では素材を選べなかったら、どうするでしょう? ええ、彫刻家だって、やみくもに自分のイメージに沿って削るのではなく、その素材を最も生かせるものを作ろうとされるでしょう。
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