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テーマ:今日見つけた宝物(655)
カテゴリ:音楽&パフォーマンス
先週木曜日にライアーのコンサートにはじめて行ってきました。演奏は友人の小野純子さんです。 ライアーという楽器は小さな竪琴、お膝の上にのせて演奏する小型のハープです。昔からリュート、リラといった小型の竪琴は、優しくはじかれた音を身近で聴いて楽しむ楽器で、オーケストラに出てくるグランドハープとはずいぶん違います。 一本一本弾かれた音そのものが、聴く人の心を優しくやさしく包み込み、温め、安らぎを作り出す、そんな楽器です。 1926年に、シュタイナーが治療教育のために開発を手掛けた、というふうにも聞いています。 ええ、私の初めてのライアーとの出会いはやはりシュタイナー教育を中心にしてたうちの子どもたちが通っていた夢窓幼稚園でした。 Kのクリスマス会の時だっでしょうか、ソプラノ、アルトライアーを使って非常にシンプルな曲を先生方が演奏して下さいました。 弾いて音をだす楽器はピアノと同じで、いったん出た音はそのまま同じ様子を保ちながら、自然に消えていきます。そこがものすごく美しい。それぞれの音の高さのものが同じように響き合い次々に消えていきます。シンプルでゆったりしたメロディーがぴったりなのです。 先日演奏して下さった友人も自作の曲を何曲も演奏しておられました。私のチョンボで前半の演奏が聴けなかったけれど、 見聞きする自然の万物の様子が彼女の心の中でライアーの音となって響き、それが彼女の手を通して本当の音としてほとばしっているのです。 皆さまもどこかでライアーの音に出会える機会があるようでしたら、ぜひ聴きに行かれたら良いと思います。 そうそう、純子さんも9月に教会でライアーアンサンブルの演奏されます。
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