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テーマ:小学生ママの日記(28655)
カテゴリ:子育て
先生「5年生のころに比べてこの頃子どもたちは変わりました。なんか隠れたところでこそこそしたがったり、休憩時間に音楽聴きたいから『音源、持ってきてもいい?』とか今までとは違う何かを学校でやりたがっているように思います。 それで、『いや音源は学校でどうしてもいるものでないのだから、要らないものを持ってくるのはやめような』というととても不服そう。『その代わり給食時間に流れる曲をリクエストしたら~』と提案したんですが、それでも自分たちの思い通りじゃない、という感じです。」 家に帰ってみるとWがまるで話を聞いていたように言うのです。 こんな風に先生が子どもたちの心を分った上で、いろいろ工夫し、子どもに伝えようとなさっても、子どもたちの心の中に残っているのは、「自分たちがやりたかったことができなかった」という事実と、「その理由は規則があるからだ」、としか伝わっていないのですね。 それで私はちょっとWにお話をしました。 「あんね、昔幼稚園は子どもたちが少なくて、全てにおいてのんびりした空気やったん。たとえば幼稚園の終わりの時間にお迎えにお母さんがいくでしょう。だいたいおんなじぐらいの時間にみんな自転車で駆け付けるわけやけれど、一人ひとりのお母さんが私の自転車どこに停めとくのがいいかなぁ、とみんなの邪魔にならないところを選んで自分で置かはる。10台ぐらい自転車が並んでもどうということはない。 でもね、人数が増えたらどうなったと思う。迎えの自転車が同じ時間に50台も集まったら、どこにとめたらいいやろ、どうしたらいいんやろう、て自分のルールだけでは上手いこといかなくなる。 そんな細かいこと、と思うお母さんもいはると思うけれど、そのルールがなかったら毎日大混乱!! 人数が少ない時は、みんなが守るルールは少なくても、一人一人が持っているルールでやっていける。でも人数が多くなったら、みんなで守るルールを作っていかないと上手くいかなくなってしまう、ていうわけ。 小学校のルールも厳しいように思うかもしれんけど、たくさんの子どもたちが集まるところなんだから、ルールがあることも、またそれを守ることも、とても大切なことになってくるの。 でももし、このルールおかしいんと違うか?と思うものがあったら、先生に言って考えてもらったり、またみんなで話し合って、時には校長先生に訊いてみるのもいいことやと思うよ。今までのルールでは上手くいかない、てことはよくあることやから。 ルールというものには必ずそれが作られた理由があるはず。
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