さっちゃんと９人家族

　　昨日の夜遅く、Wと手伝いに行っていた長男Aは山の家から友人に送ってもらって帰ってきました。二人とも今日、抜けられない用事があったので、１日だけの参加だったのです。

　夕方に一泊した下のAも無事帰ってきました。最後の最後まで一つ下の３人組と一緒に遊んでいました。

このキャンプの企画段階から全てにおいて中心的にしてくださった日曜学校のY先生にキャンプでのテーマ「ご聖体」がどんなふうになったのか、片付けを手伝いながら少し聴かせてもらいました。

昨日の夕食はお好み焼きにしました。というのもみんなで分けで食べるというのが、ご聖体の在り方と似ているからです。

（ごミサの中では最後の晩餐の場面を再現して、神父さんがホスチア（パン）を掲げておっしゃいます。
『このパンはキリストのからだ、とって食べなさい」

「キリストのからだ」をキャンプではお好み焼きに見立てたのです。なかなかいいアイデアですね。
しかも小学校１年生の子どもも、みんな包丁を持って材料の下準備、そして班ごとに鉄板を用意して、１枚ずつ自分たちで焼いていきます。
１枚を一人一人に行きわたるように分けて、いただき、また新しいのを焼いていく。そういう夕飯をしました。

A(8)に訊いてみました。

「あんなぁ、いつも家のお好み焼きやったらあんまり食べられへんのに、５切れも食べれたんやで～　なんか家のと違うんやな～
まず、キャンプのお好み焼きはほら、イエスさんのからだやし、
それに自分で、目の前で焼いたしな～　
家のお好み焼きはお母さんが焼いてしまうから・・・」

そうか～、なるほどね。
イエスさんのからだ、と思うだけでお好み焼きのイメージは変わってしまう。

Aはイエスさんのからだをどんなふうに理解しているのか、までは訊いていないから分からないけれど、キャンプに付いて行ってくださったM神父さまはきっと上手に子どもたちに話してくださったのでしょう。

キリストのからだをいただくことによって自分とキリストとが一緒になり、自分たちのからだになり元気が出てくるし、キリストと一緒に物を考えたり、キリストと一緒に「思う』ことができるんだ、という食べるという意味をAも受け取ってくれたのだなぁと思います。

みんなで分ける、それは多くの子どもたちにとっては新鮮で、また自分たちで作り、友だち同士で一緒に食べる、とか次のができるまでしばらく待っているというのも、普段にはない魅力的な出来事だったことでしょう。

晩餐はやっぱりみんなで一緒にいただくのがいいですね。今日の我が家の晩餐は課題の仕上げに追い込まれているK以外がそろっていただくことができました。
大人が５人、子どもが二人の食卓でいっぱいお話しました。

明日にでも、Tetsuoさんが気にかけてくださった『いけにえとなりたもう主　共にいる』が書けたらいいなぁと思います。