さっちゃんと９人家族

　おかげ様で、Ａは図鑑を一通りやり終えることができました。
まぁ彼女のやる気があれば、もう少し仕上げをていねいにするのもいいかもしれません。やる気さえあればいくらでもヴァージョンアップすることは出来ます。

　Ｗの自由研究もとても面白いものでした。

夏休みに入ってすぐのころ、夕飯の時にＫとＳとＷと下のＡでお話をしていたときに、ポロっと出てきた遊びが自由研究のテーマになりました。
言葉についての研究なのだけれど、日本語ならではのスタイルについてです。まぁ彼女が提出したら、詳しいことをご報告いたしましょう。

　今日は夕方からバレエのレッスンの前にお母さんたちを集めて先生からお話がありました。
この前のサマースクールでの白赤青合同のパフォーマンス、先生はとても満足されたようでした。

たった5日間2時間ずつのレッスンで、良くあそこまで出来たね。
翌日のお姉さんたちのステージ勉強会でも本当は踊ってもらいたかった。
でもメンバーの一人はすでに予定が入っていたから無理だったのでできず、とても残念だった。

とおっしゃいました。

　お母さんたちを集めてわざわざこういうことをおっしゃるというのは初めてのことです。
私はこれは子どもたちへの最大級のほめ言葉だと思いました。

子どもたちはつまり先生の予想を超えることをすることができたということです。

「先生、また幼稚園の子どもたちやお父さんお母さんに見ていただくデモンストレーションをいたしましょう。ここにバレエがある、ということを知らない方も大勢おられます」

「それは良いね。園長先生に日程を訊いてみましょう」

と話が弾みました。

また楽しみが増えました。

　小さな子どもたち、天使のような瞳で一生懸命頑張ることでしょう・・・