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テーマ:今日見つけた宝物(655)
カテゴリ:音楽&パフォーマンス
そんなこんなで先生からのお話は終わって、通常の子どもたちのレッスンが始まりました。 お母さんたちは帰られたのですが、私はWのことがちょっと気がかりだったので残りました。去年、世界一安全と言われているワックスであったにもかかわらず、この部屋のワックス掛けが終わった数日後の練習で、Wが中毒症状にみまわれて、しばらく練習に参加できなかったからです。 今年は幼稚園の方も配慮して下さって、ワックス掛けの後一週間は開けっぱなしで化学物質ができるだけ発散するようにしてくださったそうです。それでもやっぱり、できることなら私もそばにいた方がいいだろうと思ったので残りました。 じゃぁ、ついでに練習もご覧になったら?と言ってくださるので、Wたち4人のクラスをみせてもらいました。 先生の奥様「4人とも同じことをやっているようでも筋肉の使い方が違うのよ。よくご覧になってくださいね」 そう言われても、なかなかそれぞれの筋肉の使い方までは良く把握できない私でしたが、Wの練習を見てハッとしました。 たまたま今日練習に来るまでの暇つぶしに、面白半分で去年と一昨年のサマースクールのデモンストレーションのDVDを見たのでした。2年前の分にはバーレッスンやセンターレッスンも録画されていたのです。 2年前の10歳の時の方が身体全体は細かったはずなのに、なぜか身体がデコボコしていました。 なるほど、と私はとても納得しました。 毎回のレッスンで何をやっているかと言えば、バレエに必要なテクニックをつけようとしているのではなくて、バレエに必要な身体づくりをしているのだ、ということ。 このクラスに対して先生はかなり細かく注文を付けておられました。 小学校4年生の子どもたちに、そのことがどこまで分るか、それはちょっと難しいかもしれないけれど、彼らもものすごく一生懸命にしていました。 日々の練習がいかに大切か、 子どもたちの身体が語ってくれます。
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