さっちゃんと９人家族

昨日の質問に私はどんな答えを心の中に思い浮かべたでしょうか。

　１　クリスチャンとしてあなたの生きる喜びや生きがいは何ですか？

　誰かのために働くことができたという実感を持つことができたとき。
それは何でもない日常のことで、家族と一緒にいる時間だったり、子育てや家事であったり、お友だちのお話を聞く時であったりです。

　チャリティコンサートをさせてもらえるときも、自分がチャリティをするということだけではなくて、そこにいる皆さんが、良いことをしようと現実に動いて下さる場面に接することができるので、とても大きな喜びになります。コンサートの時も幸せな時間を共にすることができるので嬉しいです。

　こういうことをいえば、クリスチャンとしてという部分が抜け落ちているのではないの？と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。でも私は自分がクリスチャンでなかったという日を1日も持ったことがないので、クリスチャンである私とそうでない私を分けることは出来ないし、
キリストが一番大事にしたのは、思いやりや励まし、共にいること信じること、つまりは愛だ、と思っているので、普通の日常の中にこそクリスチャンとして、という言葉にふさわしいものがあると思っています。

　２　あなたがクリスチャンとして生きるきっかけになったことは何だったでしょうか（クリスチャンじゃない人だったら、人生を考えるきっかけになったこと、と置き換えてもらってもいいかもしれませんね）

　何といっても母の信仰心から生み出されたことだと思っています。
その母の信仰心はおばあちゃんの信仰から生まれたもので、おばあちゃんの人生と母の人生を通して伝えてもらったことが私の種になっています。
　　
　小さな時にボランティアで教会の雑用をしたり定期的に入院中のおばあちゃんたちのお見舞いに行っていたことも、お空の神様との語らいがあったことも、確かに私の信仰というものをゆっくりと育ててくれました。

　でも夫となるToさんに出会って、一緒に歩み始めた時に出会った「ポッポちゃん逝く」のできごとが決定的に自分の中に一つの判断基準をつくり出しました。それが最もクリスチャン的生き方のきっかけになったと言っていいと思います。

そこでの学びは

「命の尊さとはかなさ(・・・・)を知ったこと」

「自分の思いに囚われず、判断は神さまのしごと。、そして神さまは間違いなくわたしに必要なものを与えてくださる、と信じること。」

　３　今のあなたが望むことはなんですか？

　皆がそれぞれに役立つ喜びを知って、助け合って生きていくことができること。
そこに小さいけれども安らぎが生まれるはずだと感じるから・・・。そしてそれが神の国かなぁと思っています。