さっちゃんと９人家族

　　朝は、小学校の図書ボランティアの集まり。１０月に迎える読書週間の朝の読み聞かせ当番を決めました。

そうそう、「９月の読み聞かせも誰か入れませんか～～」て先日メールが来たから、私は
「実はその日、できたら参加して下さい、という集まりに誘われてはいるけれど、絶対に行かないといけないわけではないから、誰もいらっしゃらなかったら、私がやっても良いですよ」

とお返事したんです。そしたらコーディネーターの方から
「誰からも良いお返事が返ってこないから、たぶんさっちゃんにお願いすることになると思います。」
と

そうか、みんな忙しいんだなぁ、と思ってスケジュール帳に「中間休み朗読」と記入しました。

その日の朗読のことが今日の集まりで話題になったから「私がやります！！」て説明したら、
「じゃぁ～　サポートに入ります」て二人のメンバーさんがおっしゃった。

私「何だ、できる人（その時間に空いている人）いるじゃない」

「誰もいなかったら…、とメールしたら、その人がやることになるもんですよ、さっちゃん！！」
と笑いながらおっしゃった！！

やられたわ～～！！

そんなお話をした後、今度は文化教養委員のメンバー３人で集まってプラン作り＆ランチをしました。
当初春に予定していたことを、いろいろと変えなくてはならなくなってきたのです。取り合えず、持って行ったプランの中から一つ選んで実現できるか下調べをすることにしました。

　そのあとは、バレエの先生のところへ出かけました。人数の少ない小さなバレエ学校ですが、逆に言えば大きなところのように親たちも組織だっているわけではありません。
だから、長くお付き合いさせていただいている私が、時々、これからのことなど、ご父兄方と先生とのつなぎの役をすることになるのです。

　そこで先生がとても印象的なことをおっしゃいました。
「子どものやる気を引き出す、ということは非常に大切なことなんだけれど、どうやら僕が生まれ育ったイギリスと日本とでは、その方法がかなり違うようだ。
もちろん子どもによっていろいろなんだけれども、特に集団でいるときにね。

　あちらでは君たちのことを良く理解している、君のことを信頼している、ということを示せば、非常に彼らは食いついてきてのびのびとやってくれるのだけれど、
日本の場合は、声を大にしてああだ、こうだと言い続けるたら、それがこちらの熱意、というふうに受け取られて、みんなのやる気が出てくる。
ものすごく違うね。２４年日本で教えてようやくわかってきた」

その話を聞いて、今朝だったか新聞で目にした塾の写真が脳裏に浮かんできました。

先生の「絶対～～に合格するぞ！！」のシュプレヒコールに応えて生徒たちも「オー！！！」とこぶしを天にむけているシーンです。

まさしくバレエの先生がおっしゃっていることでした。

これが民族性なんでしょうか？

「同じことに向かう集団の中にあってこそ、自分への信頼度が高められるパーソナリティ」

根本的な違いを感じました。