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カテゴリ:本、読み物、講演より
慈子さんが亡くなって10年がたちました。11月に最後の「阿南慈子展』をなさるということなので、ちょっと慈子さんのことを思い出して今、書こうとしています。 久しぶりに、彼女と一緒に作った自費出版の「花物語」1刷を取り出して読んでいます。 直接青のボールペンで書き込まれているページもありました。 この頃1995,6年ごろはまだ小さな声が出せていて、調子のいいときはボランティアの方に受話器を持ってもらって、ご自分で直接話しかけてくださっていたのです。 あの小さな声が懐かしい。 小さな声が伝えてくれたことは一体何だったのか~~ じっくりじっくり考えて、書きつづってみようと思います。
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