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2010.10.02
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  昨日は映画祭、京都での最終日でした。

 Wは校外学習で科学センターに、3年生のAは社会見学でビール工場としば漬け工場へ・・・ お弁当、お茶を持たせてとバタバタしているうちにすっかりマザーの映画のスケジュールのことが頭から離れてしまっていて、9時になってから

あっそうだ!今日は映画に行かなくっちゃ~~~

と慌てました。

午後から授業のSに残りの洗濯物干しを任せて、出発
上映時間10時過ぎに滑り込みました。

ちょうど部屋が真っ暗になったところだったので、私はさっぱりあたりの様子が分らず、しばらく映画の画面が明るく照らされるまで動くことができませんでした。

この日の上映は朝「マザー・テレサとその世界」と「マザー・テレサの祈り 命それは愛」の二本です。

一日経った今日、あの涙は一体何だったのかと記憶があいまいになっているのが残念なのだけれど・・・
最初のものは、おもにマザーが作られた「神の愛の宣教者会」の活動についての紹介でした。この映画がつくられたのは1979年のこと、映画の中でマザーは今2000人のシスターや志願者たちがこの会に属していると紹介されていました。

でもこの前の1996年に作られた「マザー・テレサの遺言」の中で5000人の会員がいると紹介されていました。わずか17年のうちに2.5倍に膨れています。

こんなにも志願者が多く急速に大きくなっている修道会は、世界中を見渡しても見つけることはできないでしょう。若い方がどんどん入って、10年の修業をへて終生誓願を受けられる方が、毎年何十人もおられる。

これだけ若い女性たちを惹きつける仕事が、もっとも貧しい、もっとも虐げられた人々に仕えることだなんて、今の日本に暮らしている私たちには理解できないことなのではないかしら・・・。

持ち物は2枚のサリーだけ。
寝るところは簡単なマットを敷いて、食事をするホールでみんなで雑魚寝なんだって。
朝4時半起床、ミサ、そのあとはきっとお昼と夕べに祈りの時間がある以外は、ずっとお仕事に忙しい。
そういえば、寝る前のひと時、マザーがみんなのところでお話をなさっていました。マザーはお話が上手、ジョークを交えて若いシスターたちにご自分がここで学んできたことを伝えておられるのでしょう。

シスターたちの仕事は、身体をせっせと使い、特に心を良く使い、捨てられた子どもたちを愛し、死を前にした人々に安らぎを与え、貧しい人々に食事を配り、病気の人に薬や治療をして症状を和らげ、家族からも白い目で見られているハンセン病の人々に生きる勇気を与え仕事を作り、言葉を知らない子どもたちに共通の言葉を教える。

確かにこの修道会にいる限り、生涯住むところを追われたり、食べるものがなくなったりすることはないと思うけれども、ほぼ自由のない毎日の中で、お金をもらって自分のために買い物をすることもなく、来る年も来る年も同じように過ごして、そしてある日、自分の生涯に幕を閉じる。
それで彼女たちは満足しています。

たまにこの修道会に行ってボランティアをしたら、あまりに今までの日常と違って、そこでの生活や活動の素晴らしさに心打たれ、感動するでしょう。
でもそれを何十年とやり続けることができるでしょうか?
その中に、一日一日を有意義であったと感じる何かを見つけ続けることができるのでしょうか?

彼女たちが唯一喜べることは、自分が神さまが喜ばれることに役だっている、という神への奉仕を実感できたとき。

マザーは

貧しい人々は素晴らしい人です
私にいろんなことを教えてくれます

とおっしゃっていました。
マザーのお言葉どおり、貧しい人々を素晴らしい人だ、と感じることができれば、その素晴らしい人々と毎日出会えるというお仕事は何にも替えがたいことでしょう。

そのように感じられる人は特別な人々なのか、それとも人間の最も深いところにある良心に立ち帰ることができれば、だれでもそのように生きることができるのでしょうか、私はそれが知りたいなぁ

 






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Last updated  2010.10.03 00:14:06
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