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2011.08.03
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テーマ:大家族(479)
カテゴリ:家族の姿

 

  そんなわけで、私が小さかったころの話もパーティの席には出てきて思いもよらない記憶がよみがえるのでした

父は21歳?のときに戦争に行っていますが、戦地(中国)から帰ってくるときも、本当にいい方々に恵まれ、現地の方からお土産までいただいて帰ったので、部下の方一人一人にそれをお分けしたりご実家まで届けたりしたそうです。

「戦地から帰ってきたら、みんなから「ご苦労様!!」と深々と頭を下げられるのだけれど、正直言って本当に苦労もせずにきたので、かえって申し訳なくて・・・

けれども今、そういう体験をされた方にちょくちょくお会いしてお話してみると、やっぱり皆さん

『私はとても恵まれていて・・・大パパさんの苦労の方がよほど大変だったと思います』
ておっしゃる。

ほんまに不思議やなぁ~~と思うんですわ」

と大パパ(父)の言葉です。


やっぱり、きつい厳しい現実に出会った人間は、本当の有難さや恵みというものにも出会えているのではないでしょうか

父の言葉を耳にしながら、私はそんな風に思いめぐらしました。

 






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Last updated  2011.08.04 22:52:24
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