さっちゃんと９人家族

　19日は教会バザーが開かれました。もう何十年もこの教会のバザーは敬老の日と決まっています。

今年は早いうちからバザーの支援先は「東北大震災の被災地へと皆さまへ」と決まっていました。

このバザーを開くために夏の初めから2カ月ぐらいかけて準備をしています。
未使用の不用品を集めたり、手作り作品を作ったり、ケーキに入れる干し果物をお酒につけたり・・・

私がやれ小学校のPTA行事だ、コンサートだ、と駆けずり回っている間も、皆さんは落ち着いて着々と準備を進めて下さいました。

そうそう、Mの結婚式の時も早めにおいで下さったお客様の控室に使わしてもらったホールも、19日のバザーのために用意された品々でいっぱいになっていました。

お客様にはご不便をおかけし見苦しかったことだろうと思いますが、それが結婚式場にはない教会という場所が持つ真心のあり方というふうにご理解いただけたらありがたいな、と思っていました。

前日の日曜には若者や男の人たちがテントを立て、キッチンではおでんが作られていました。そして私はカレー担当。でもカレーはすべてを当日にします。

毎年炊き込みご飯もあって、４升炊きの炊飯器２つを同時にスイッチを入れ、たきあがったらそれを空けて、さらにもう一回スイッチを入れて、カレー用のご飯と炊き込みご飯とを用意していました。

けれども今年は炊き込みご飯がないので、炊飯に関してはずいぶん楽です。

みんなが手伝ってくださっているとき、その人たちのお昼を用意して下さるメンバーさんもいらっしゃる。
私はその方々と一緒にいろんなおにぎりを作りました。一人ひとりのおにぎりは同じような大きさにしていても何か違うんです。

とても味わいのあるものです。

　前日準備はOK！！　後は当日のお天気とそして開催時間までの働きが最も重要となります。