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カテゴリ:子育て
さて、バレエのパフォーマンスはいまだいつ?なのかはわからないままですが、せっかく子どもたちが全員集まるのですから、お母さんたちも送り迎えのついでにみんなでミーティングをすることにしました。 それというのも一つ問題があったからです。 それは幼稚園のホールを練習場所として使わしていただいているのですが、控室ももちろんお借りしているのです。バレエの子どもたちの多くはこの幼稚園出身の子どもで、幼稚園の方もことのほか子どもたちのこと、バレエのことを応援してくださっています。 生徒たちは小学生になったけれど、幼稚園に来たら幼稚園の時の自分の気持ちに帰ってしまうのか、控室の使い方はまるで自分の部屋のよう。 その結果、障子の紙を破ることもあるし、また敷き詰められた畳も傷みやすくなってしまいます。 それでも幼稚園の園長先生はご自分からは何も言わず、子どもたちみんなが自分で気づくのを待っていて下さっているのです。そのお気持ちをお母さんたちもよくわかっているので、破れた障子を黙って修理してくださったりしていました。 この幼稚園にとってこの畳のお部屋は特別な感じがします。シュタイナー教育を中心にしキリスト教の理念に基づいて子どもたちの教育にあたっている幼稚園。 ここが日本であることを示し、そしてこの幼稚園が動いて行くアイデアの中枢がバレエの子どもたちが控室にさせてもらっているこの部屋にあるのです。 普通幼稚園に障子なんて作らない。だってすぐに破れるし、それにもし作りたかったら破れないものをはめ込むことでしょう。 そこがここでの教育なのです。
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