さっちゃんと９人家族

　昨日は朝、学校の運営委員会　そのあと本部のお仕事があって解散したのは3時前。

おなか空いたなぁ～～　

なんてつぶやく人は私だけで、もうみんなこの時間帯に空腹で過ごすことには慣れっこになっている。

そのあとはレッスンをして、下のAのバレエのレッスンのお迎えはとても行くことができず、AはWのレッスンが終わるの待って一緒に8時半ごろ帰ってきてくれた。

こういうとき二人が一緒にレッスンに行ってくれていることがありがたい。
分身の術でも手に入れていたら

一体は家で夕飯を作り、
一体はバレエのお迎えに行き、
一体はMのところに行けるのに・・・

そんな思いを持って一日置いた今日、Mのところに行ってきた。
頼まれた編みかけの毛糸はどこを探しても見当たらず、彼女のもくろみは外れてしまったけれど、現像をする結婚式の写真を二人でだいぶ選ぶことができた。（何しろ600を超える枚数なので大変なんです）

私がご近所をうろうろしていると
「こんにちは、おはようございます」
とお互いにご挨拶する誰かに必ずと言っていいほど出会うのだけれども、今Mが入院している病院も、ある意味Mのご近所と言える。

車いすに乗ったMを押すのが嬉しくて院内をお出かけするのだけれど、大抵

「あれ、Mちゃん？　どうしたの・・・？」

と声をかけてくださる方に出会うのです。そう、ここはMの同級生や先輩や後輩たちの多くが働いておられる。

そういう友人たちに臆せず、結婚したことや病気のことを語るMの姿を見て、私は

良し　良し

と思う。語ることは良いこと！！
どんな時の自分も、変わらずちゃんと誇りを持って語れるのだから、立派なものだ。

それになんと言ってもすごいのはMの担当をしてくださっている看護師さんも、実は同級生だ、ということ。
看護師として友人として、看護をして下さる傍ら、Mの話に耳を傾け、Mの様子に心を配ってくださる、本当にありがたいIさんなんです。

　I「お母さん、やっぱりお母さんが来ておられるときの方がMちゃん元気がいいです」

そうですか、わかりました。そうですよね、ありがとう