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テーマ:思う事は何ですか?(594)
カテゴリ:本、読み物、講演より
先日Toさんのところに一冊の本が届きました。これはカトリック医師会の大先輩である山浦玄嗣さんの最新刊「ガリラヤのイェシュー」です。 実はこの本、一部Toさんと私がお手伝いした文章が載っています。 聖書をもっと分かりやすくすることはできないのか、そのことにずっと努力を続けてこられた山浦さん。 けれどもそれはどう考えてもケセン語を日常に使っている人々のための聖書です。それで新しい試みとして、聖書の描いている時代に最も似通っていると考えられる日本の時代、幕末から明治維新のころに舞台を置き換えて、それぞれの身分の人の言葉を使い分けして訳されたものです。 たとえばガリラヤ出身のイエスとその仲間たちは東北地方の農民の言葉 だからきっと本当に分かりやすいのではないかと思います。 私は例のごとくこの本についてはまだほとんど読んでないのだけれども、よくわかるという前にお芝居を見ているようで、とっても楽しい。聖書に登場する人々の顔がやっぱり日本人になるから時代は遡るにしても、ここいらであったことのようにそのまま思える。 それは実にすばらしいことだと思う。
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Last updated
2011.11.09 09:38:06
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