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テーマ:子育て現在進行形(1980)
カテゴリ:子育て
そうそう、お話しの会で「嘘をよくつく子ども」の話が出ました。 3~6歳という小さな子どもたちがつく嘘、そんなものはたわいもないもの、と一般の大人は思うかもしれない。けれどもそんな小さな子どもたちだからこそ、嘘なんて付いてほしくない、とお母さんたちは思われるのです。 私の友人にも嘘だけはいや、と言っている方がいらしていて、お子さんの嘘が見えた時、本当に悲しんでおられた。 昔から『三つ子の魂百までも』『嘘は泥棒の始まり』という二つの言葉が合わさって、口一つでできてしまう嘘が、さらに嘘をどんどん引き寄せて、その子の世界そのものが嘘で固められてしまうのではないか、とさえ思える。 自分の姿を正直に見ることができない。 その場しのぎの言葉に自分をゆだねてしまう。 そんな心が「嘘」という表現で現われる。 子どもは純真無垢、そんなイメージが強いからこそ、嘘には衝撃が走るのだろうと思う。 それは自分を守るため。 子どもの心に裁判所はない。出来事の真実とは何か、と判断することはできない。 そう、その子にとっての事実は自分の体や心を守ること、なのだ。 甘えが嘘をつかせたりするかもしれない。 子どもたちは意図的に嘘うつこうとしているのではなくて、嘘というサインで自分を伝えているのですね。
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