さっちゃんと９人家族

　　土曜は良く頑張った日でした。

朝のクァルテット、午後からは26日開催予定の小学校おやジの会主催｢楽器で遊ぼう」のための練習、そしてその後、大学卒業控えたKの卒業制作展に行く予定だったのです。

ところが「楽器で遊ぼう」の練習の前に悲しいニュースが飛び込んできました。それはもうお子さんは小学校を卒業されたのですが、その子が病気で亡くなったというのです。
　お母さんはOGになられた後もあれこれと小学校サークルに顔を出してくださってお手伝いくださっている。 

　　彼女のお顔を浮かべながら、あまりに厳しい現実を思いました。小さなころならともかく、中学生以上の子どもたちが病気で亡くなる、ということをほとんど想像できなくなってしまっている私たちにとって、本当にこの現実は厳しすぎます。

　どんなにか悲しみが深いことでしょう。
　どうやってこの悲しみを乗り越えろ、というのでしょう。
　むなしく大きな穴がぽかんと空いた彼女の心を思うといたたまれないです。

　何とか、お通夜とお葬式、どちらかに出たい、と心で思いながら・・・

　私は何度も何度もため息をつき、楽器で遊ぼうの練習に入ったのでした。そして学校での練習を終えて自宅でも3人で続けて練習をしました。

　後はともかくKの卒業制作を見に行かなければなりません。
とても外の風の冷たさが身にしみて、寒くて、ほんまにここ京都なんやろか、まるでカナダみたい。
いや、カナダやったらこんなに寒くない、だって外気温ー２０℃でもちゃんとした防寒服を着ているから大して寒くない。

これなんだろう、と思ったのです。何とか無事Kの作品を見終わり、帰り道に着きましたが、バスの中でもお買い物でも寒さは和らぎません。

　あぁ～～、やっぱり　　発熱だ～～

家に帰った私は体温計に諭されました。毎晩遅くまで起きているからこんなことになるんだぞう・・・・

　そうです。その通りです。だから行きたかったお通夜にもお葬式にも行けなくなってしまいました。

　あほやな～～　ほんまに、私は・・・！！