さっちゃんと９人家族

  さて、こうやって昨日のように、子育てのことを考え出すとあれこれ頭に浮かんでは消え、なかなかややこしい。

　実は昨日は来年1月に小学校の家庭教育講座でお話をすることになっているので、その打ち合わせを委員の方々としてきたところでもありました。

　打ち合わせの場においても、子育てのことを互いに話し始めると、いつしか結婚のお話になり、結婚によって結び付けられた二つの家族、特に両親たちとの関係もどんどんクローズアップされていきました。

　言葉は一言で｢子育て」といいますが、そこに関わってくる範囲はものすごく広いですね。

この前の精神科医の定本ゆきこさんもおっしゃっていましたが、社会の様子にも大きな影響を受けるし、そんな大きなくくりでなくても、隣近所や保育園、幼稚園、学校という小さな社会の中で、直接リアルな影響を個人(子どもやその親）はもらうことになります。

　そんな状況の中で、偶然たまたまの出来事を、｢これはちょっとなんかあるぞ～～｣とネガティブに捉えなければならないことがあったとしたら、その思いはあっという間に自分の心を支配してしまいます。
　特にネガティブなことはその力が大きいような気がします。どんどん負のスパイラルに引き込まれて、下降するするばかり。

　そんな時、思い切ってそのことを友人に話してみたり、あるいは友人の方から、｢どう？このごろ」て声をかけてもらってお話しするチャンスがあれば、自分では思いもつかない見方を友人が伝えてくれたりする。
　そのおかげで負の出来事に隠れていたポジティブ君がみえてきたり・・・

　つまり｢子育て｣は周りに支えてもらえるというステキな影響をいただくチャンスでもある。
素人集団ではあるけれども、実体験に支えられた見方や考え方、というものはとても力あるもの。
　だから私はミニ真名でのお母さんたちの言葉は本当にすばらしいもので、たくさんの宝物を生み出していると思う。そして私はそういうお母さんたちが大好きです。
　
　飾ることなく語ることは、太い絆を作り上げる、とつくづく思います。