昨日夜はオーケストラの団長と指揮者、そして私でお話を3時間ほどしました。来期のコンサートの曲目、リムスキーコルサコフの「シェヘラザード」は決まったのですが、そのほかがなかなか決まらないからです。
うちのオケには選曲委員会なるものもないので、今までは大体指揮者や団長といった主だった方々の意見ですんなり決まってきたのですが・・・今回は久々にオケだけのプログラム、つまりソリストなどを呼んでこない、ということもあって、難しさが浮き彫りになってきました。
こういう時、アマチュアオ... ケとはどういうものなのか、うちのオケは何を目指すのか、団員は練習や本番をどういう気持ちや目的で行おうとしているのか、というこのチームの根本が問われることになります。
のでオケ発足当時も懐かしく振り返りながら、3人でいろいろと出し合いました。皆の心が音楽に向かって一つになっていく、このすばらしい体験をするためにオケに所属し、コンサートを開くのだと思います。そのすばらしい体験を一緒に共有したくてお客様もきてくださるのでしょう。
そういうことを団員皆にもう一度伝え考えてもらい、自分たちの目標をきちんとしぼったうえで、今後コンサートまでの9ヶ月を皆が取り組みたいと思う曲に絞っていきたい、と思いました。
兄の言葉「オケは究極の団体競技」をつくづく思う昨日でした。