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カテゴリ:子育て
Toさんは帰宅してすぐVnの練習をしている私のところにやってきた。 なにやら 新聞のコピーを持っている。 「PTA本部さんなら、この記事は読んでおいたほうが良い」 ... 覗いてみると、今日の京都新聞の記事。 「教室内の序列生むシステム スクールカースト」 今年の日本アカデミー賞で最優秀作品賞をもらった映画「桐島、部活やめるってよ」が描いている教室という格差社会。 そこにあるのは能力、ルックスなどによって作られてきた上位と下位、これが固定化されていったとき、個人の努力ではどうにもならないカースト(身分制度)になり、権力と抑圧が行使される、という。 精神科医の斉藤環さんによると、教師もこのカーストに組み込まれ、生徒を管理する立場をとり続けるためにも、上位に擦り寄り、恐れを抱いていたりするとのこと。 「根拠なく下位にされる生徒に集団で劣等感を植え付けるシステム」は、個人より集団の利益を優先する大人社会の投影にほかならない (・・・記事より抜粋要約など) 確かに学校経営も上位の子どもたちの実力に左右されたりもしているのではないか、とも私は思う。 教育は何のために行われるのだろう。 運営、管理しやすい序列社会の中で歯車として使いやすい個人を育てるため? それともこの世に生まれてきた一人ひとりが、自分の力を発揮しながら、社会に認められながら、誰かのために役立つ働きをすることができるようになるため? 「桐島、部活やめるってよ」朝井リョウ 集英社文庫 は読まなくちゃ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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