さっちゃんと９人家族

 昨日の夜はWがこれからどうやって、自分の身体をバレエ風に合わせていったらいいのか分からなくなったと、がっかりして言いにきました。

インターネットで調べても自分の年齢のものがダイエットするのは無理！駄目と書いてあったらしい。バレエをやりたい今の彼女にとって、これは悲劇的

もちろん成長期の彼女たちが実際標準体重よりも少ないにも関わらず、さらにスリムを目指すことは、健康という視点からすれば全く必要のないことだ。でも視覚的にスリムな方が手足が長く見え軽やかに見えるのも否めない。

で珍しく私は小児科医のToさんにもこの問題を振ってみた。
運動生理学の専門でもなんでもないけれども・・・と彼は前置きをしながら言った。
｢バレエの練習、結構ハードやろ？
実はハード過ぎる練習は脂肪燃焼には繋がりにくいって知ってた？
はぁ　はぁ　なるような練習はブドウ糖を消費する方が早くエネルギー出せるから、脂肪は後回しになる。
もし今Wに出来ることがあるとすれば、有酸素運動をすること。
きつ過ぎない軽い運動を長く続ける」

う～～ん　｢そんなことしなくていいです！｣と言い切るかも知れない、と思った私だったけれど、ちゃんと和香葉の気持ちに応えてくれてありがたかった。

そして私はやっぱりインターネットでこの中高生、そしてバレエをする子どもたちに必要な食生活について、もう一回調べ今朝彼女に伝えた。

バランスのいい食事ってどんなものか？

　4割が炭水化物　　3割たんぱく質　3割野菜ミネラルそのほか
つまり自分の消費カロリーを出して当てはめておいたらいいのだ

と彼女の基礎代謝を出そうと思ってびっくりした
　ついこの間までの14歳だったときは1400カロリー以上になっていたのに、15歳になったら1200カロリー強になっていたのだ。

じぇじぇ！！　200カロリーも減ってる　つまり運動消費カロリーだって減っているよね

うかつであった
(データーというものは1字違えば変わってしまう　でも大きすぎ）

とはいうものの、とりあえず彼女は少なくとも600~800カロリーの炭水化物は食べた方がいい

という話を聴いて今日の彼女はとてもはつらつと自主練をしていた。

最も大切なことは積極的になれることだね