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テーマ:今日見つけた宝物(655)
カテゴリ:私のしごと
「お話を聴く」 お話を聴く前、それはまず自分の心を真っ白に、透明に、クリアにする時。 お話をしてくださる方のお話を出来るだけそのまま受止めるために・・・ お話が始まったら、私の頭の中は整理整頓作業の真っ只中 個々のこともさることながら、どういう力がが全体を動かしているのか、をみつけようとする。 まるで謎解き(パズル)のよう。 キーワードやポイントが浮かび上がってくると、必ずと言って良いほど、同じようなメカニズムや状況を含んでいる自分の今までの経験が、するすると浮かび上がってくる。 だからそのリアリティの中で、私は新しい視点や考えをお話して下さっている方にお伝えすることができし、しかもそれは私自身にとっても予期していない物差しの発見になることもある。 つまり、お話を聴く、ということはたしかに誰かのために時間と心を使っているように見えがちだけれども、実は自分もお話をしてくださる方との交わりの中で、新しい何かに出会える機会をいただいている。しかも自分の体験の中から・・・ 自分の何気ない日常の中に、見えない宝物(恵み)の種がいっぱい埋まっている、という事実を知らされているのだから 先週末もお友だちとのお話の機会があって、こんな問いかけに出会った。 「今の日本の社会が良し、としていることと、さっちゃんが良し、と思っていることには、結構違いがあるけれど、そんな自分と会わない基準のところで毎日を送っていても、ちっとも落ち込んだりがっかりしたりしているように見えない、それはどこからやってきているの?」 その答えは今日書いた「お話を聴くこと」の中にあるのだな、って思った。 本を読んで勉強したり、先生から教わったことではなく、日常的に「自分の体験の中から」生きるに必要なものを見つけることができていることこそが、私に自己肯定感や安心を作っているのではないか 「聴く」ことはものすごく大きなもの ものすごく大切なこと
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