さっちゃんと９人家族

国際学会に参加するために来日したカナダの友人Rickとその息子さんのJulianが、京都に立ち寄って下さった。

　いつも私がカナダに行った時にはお宅にホームステイさせていただいている方で、私たちが26年前にカナダに行った時からの大切な友人。

短い滞在なので、本当に彼らにとって良かったなって思ってもらえるような二日間を過ごしてほしいと思っていました。
でもカナダで過ごしている彼らの毎日から、この京都でどこに行くのが相応しいか、というのはなかなか想像できません。

けれども初日の午後、ご一緒にさせていただくと、すこし分かりました。
　静かな裏通りが結構お好き。
　家々に駐車している車を見るたびに、「う～～これはカナダに無いぞ～～」
　しきりに雰囲気がドイツの住宅街と良く似ている、っとおっしゃる。
　小さなお店がお好き、
　　特に日本の伝統的なものがあったり芸術関係のお店にはつい入っちゃう。
　　入っちゃうと、言葉が通じなくてもお店の人との会話を楽しまれる。
　お酒が好き
　特に息子さんはお料理とその材料への興味が深い

ので、翌日の観光にはご一緒ができないので、前、来られた時には公開されていなかった京都の迎賓館、お酒博物館、御所南の寺町通りとか、比較的観光の人々が多くない場所をご紹介していておいた。

　夜はわが家族と一緒にお酒のとっても美味しい小さなお店へ　

　前もってガッツリツアーを組んだりするのはあまり好まれない、自由気ままが好きなカナダの人々、その時そのときにできることをいっぱい楽しまれる。

それが今日の自由と心の自由をはぐくんでいる。

　こういう方々のお手伝いをするのは、とっても楽しいな、って思った私です。