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テーマ:今日見つけた宝物(655)
カテゴリ:本、読み物、講演より
先日、久しぶりにTEDをみました。プレゼンテーションのアメリカの番組です。 その回のテーマは、子どもたちがつく「うそ」について、カナダで研究している心理学者がおはなしをしていました。 一般的に「うそをつく」ことは「悪いこと」「いけないこと」というカテゴリーに入れられますが、しかし実は動物たちも補色や擬態など周りと溶け込むという「だまし」を使うことで生き延びてきた。 だからたぶん人間も生き延びる一つの手段として「うそをいう」ということで助けられてきたこともあるのでしょう。(これはナビゲーターの方のお話) 子どもがうそを言い始めるのは早い子はだいたい2歳ごろからだそうです。 「うそをつく」とは、相手が自分に期待していることが読み取れ、しかも自分に有利になる結果を予測することが出来る。 なおかつ、自分の「うそ」を表に出さない、見せないように表情をコントロールすることが出来る。 という二つのことが出来るようになって初めて実行できるので、「うそをつく」わが子に出会ったら、そこまで社会性を発達させたんだな、て喜ぶべきですよ、だって。 さらに人がうそをつくとき、かすかながら顔の細い血管の血流量が変化します。 ほっぺたの血流量は減り、鼻の頭の方の血流量は増加するのです。 わぁ~~ ピノキオはとても科学的根拠に基づいていたんだ~~ しかも、そうした血流を外からビデオを使って分析すると、 遠く離れたおじいちゃんおばあちゃんの言葉に頼らず、気分や心拍数やストレス度、痛みなどを知ることが出来るし、 政治家たちのテレビ討論を分析したら、どれだけ本当に思っていることを話しているか、分かってしまうとか いやいや、現代の心理学は半端じゃないですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.27 23:27:18
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