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テーマ:今日見つけた宝物(655)
カテゴリ:教会にて
日曜のミサの時、珍しく「今日のミサは亡くなった○○さんのためにお捧げ致します」と神父さまがおっしゃった。
最近主日のごミサに個人のお名前を入れて捧げることは殆ど無くなっていた。 お名前を聞いても、昔からのここの教会の信者さんの ご親戚の方かな、と思うだけだったのだけど、そういえば、そのご家族の方がどなたも今日はみえていない。... あれ? え、まさかおばちゃま、それともおじちゃま? すると、ミサの最後に神父さまがお話をしてくださって、まさしくほんの数時間前におばちゃまが息を引き取られた、とのことだった。 80代のご高齢とはいえ、先週もいつも通りごミサにおいでになっていたよ。 とショックが広がっていった。 昨日の夕刻、そして今日のお昼とおばちゃまとのお別れが行なわれる。 主婦をなさっていた高齢の方のお葬儀として異例といってもいいのではないかと思うぐらい、お御堂はいっぱい。 お御堂の隅々までおばちゃんが生涯をかけて紡がれたご友人たちとそのご家族でいっぱいになっていた。 一人っ子のおばちゃまは早くにご両親を亡くされ、たった一人になられただけでなく、若いときに病気になられて肺の一つは使えなくなってしまった。 そんな中でご結婚、そして命がけで4人のお子さんをお産みになり、今は孫、ひ孫まで総勢25人になられたそうです。 ご長男さんが語ってくださる(決まり文句がひとつも入らない)言葉一つ一つが、おばちゃまの人生そのものを伝えて下さっていた。 ほんとうにすばらしい人生を歩まれた。 これからは大きくなったご家族を天国から見守って下さるのですね ありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.01.24 00:22:24
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