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カテゴリ:ブータン事情
ブータンでは、初めての国政選挙が始まりました。
議員は、おおきく2つの種類があります。 ひとつは、全国評議会議の議員で、上院に相当します。 全国20県から各県1名が選出され、 さらに、国王推薦の5名をあわせて、25名で構成されます。 この選挙が2006年の年末に実施されて、15の県の議員が確定しました。 その他の5県は、立候補者数が1名以下だったために、 きょう、そのやり直しの選挙がありました。 ルールは、候補者が2名以上であれば、通常の選挙になり、 1名であれば、yes/no、投票があります。 5県のうち、2つが通常の選挙となり、 3つがyes/noの信任投票になりました。 投票日のきょうは、 投票時間は、午前8時から午後4時まで、 すべての投票所が電子投票なので、午後6時のニュースの時間には、 すでに選挙結果が公表されていました。 例えば、ここティンプーでは、おふたりの女性が立候補しました。 これが、選挙の掲示板です。 上の段が、Sangay Zamさん 下の段が、Sangay Tshkiさんです。 投票の結果、Sangay Zamさんは2923票、 Sangay Tshkiさんは1821票で、Sangay Zamさんが当選したそうです。 ところで、投票があった5つの県では、選管からの指示で、 きょうは、すべての事務所やお店はお休みです。 普段は、人と車で込み合うティンプーのメイン通りも閑散としていました。 ほとんどの商店では、シャッターがおりて、 人影はまったくありませんでした。 郵便局や銀行までもお休み、 街中は、暇つぶしの人が少しいた程度でした。 さて、 もうひとつの国政選挙は、3月24日に国会議員の選挙があります。 議員定数は47名、この中から大臣、首相が選出されます。 こちらの選挙は大変な盛り上がりになるかもしれません。 --- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 30, 2008 12:20:34 AM
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