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カテゴリ:支援のお仕事
残りの任期がわずかしかありませんが、新しいことを始めました。
彼らが可能な限り、経験できるように、今回も工夫したいと思っています。 さて、新しい支援の内容は、 4ヶ月前に開始した天気予報の品質を向上する方法を経験することです。 きょうから、来週末までの7日間、実施します。 午前中の2時間は主に、演習。 午後の予報作業前の30分間は、天気図などの資料の解析方法の復習。 初日のきょうは、 午前中には、今回のプログラムの目的の確認と 予報作業での問題点と感じていることへの自由討論。 午後は、天気予報では、一番大切な、「うず度」についてのおさらいでした。 通常、自由討論という手法は、ここのようなトップダウンのところでは かなり難しいと思いますが。あえて、試してみました。 前半は、やはりこの部署のトップ、課長がしゃべりまくり、 職員は、一言も発言することはありませんでした。 でも、今回の目的を再確認しながら、実際の経験をもとに 意見を求めると、意見がけっこう出てきました。 ほとんどの予報官は、天気と気温の予報項目のうち、 天気の予報作業が困難だったということでした。 実は、昨年の12週間連続訓練の時期は熱帯性の気象条件でしたので、 乾季のこの時期とは、メカニズムがまったく違って 予報手法も異なっていたのです。 このような基本的な疑問に応えるかたちで、 午後は「うず度」についての基本事項の確認を行いました。 この用語については、これまでにも、何回も学習してきたのですが、 やはり、現実の作業といっしょに見ないと、理解しにくいかもしれません。 単なる知識の習得だけでは、 業務をこなすことは困難だということを実感しました。 --- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 31, 2008 12:49:16 AM
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