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カテゴリ:ブータン事情
ある友人の生活ぶりを紹介します。
夫婦と4人の子どもたちが一戸建ての借家で暮らしています。 お父さんの名は、カルマ。 教育大の先生をしています。 シンプルな生活を心がけていて、家の中には、物があまりありません。 でも、精神的にはとても安定していて、この家族はいつも穏やかに暮らしています。 彼との話題は、だいたいは仏教や宗教的なことになります。 お母さんの名は、ペーマ。 普段は、家事のすべてをこなし、手織りの織物を作ったり、 家のまわりの畑の世話をしています。 でも、今年は約1年間の修行をしています。 ブータンでは最も有名な、タクツァン僧院のすぐ近く マチプ・ラカンで瞑想をしています。 ここで、自炊をしながら、瞑想とお経だけの生活をしているそうです。 さて、子どもたちですが、(夫婦の子どもだけではありませんが) 一番上は、クラス10と呼ばれる、高校1年生の女の子で、名は、ツェワン。 ブータンでは、どのような就職にもこのクラス10の終了が条件になっています。 とても大切な学年で、試験中でもあるのですが、 親戚の人のお店を手伝いに、土曜の午後と日曜は外出です。 2番目は、クラス9、中学3年生の女の子で、名は、タシ。 家族の食事や洗濯など、家事のほとんどをこなします。 彼女は学校の成績も良く、妹や弟のめんどうもよくみます。 3番目は、クラス7、中学1年生の女の子、名はチョキ。 おとなしくって、はにかみやです。 家の中では、お姉さんをサポートし、弟のめんどうを良く見ます。 一番下の子は、クラス2、小学2年生の男の子、名はウゲン。 時々ひょうきんにしていますが、今は淋しいようです。 お姉さんたちが頼りかもしれません。 このようなほのぼの家族です。 いつも笑顔とおしゃべりが続き、なごやかな生活です。 この家族を見ているだけで、 いろいろなことを教えてくれているように感じます。 --- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 21, 2008 01:36:45 PM
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