|
カテゴリ:支援のお仕事
きょうは、支援のお仕事の最終日です。
どのように合理的に考えても、 どのように感情を抑えようと思っていても、 抑えきれない限界があるのでしょう。 きょうは、ついに、見放す形で、それも途中で終了しました。 ある意味、けんか別れのような状況でしょう。 彼らは、今夜は送別会も予定していたようですが、 気象課の上司に相当する部長には、 事情を説明して、丁重にお断りしました。 おそらく、前回の2年間だけだと、あきらめもできて 穏やかに終了できたかもしれません。 でも、今回のように、2年間で状況が理解できて、 こちらの期待が大きくなる場合には、状況が変わるかもしれません。 今回の2ヶ月間の短期派遣では、 主目的は、世界気象機関WMOとの直接的な協議の場で、 ブータン政府の気象部門に極力協力すること、と考えていました。 今週がその協議の予定していた期間でしたが、 ブータン政府の組織上の問題で、結局は実現しませんでした。 その他の期間で、双方に時間的な余裕があれば、 現行業務を改善するための取り組みを行う予定でいました。 これも、実際には、昨年の訓練内容の復習程度で終了したのです。 期待していた部分がすべて実現できませんでした。 彼らにとっては、おそらく、ある意味満足できる結果だったかもしれません。 WMOとの協議は延期であって、中止ではないし、 普段疑問に思っていたことが、解消したので、 良かった、と思っているのかもしれません。 でも、私は違います。 彼らの業務への取組み方が、私のスタイルとあまりにも異なっていて、 計画性が皆無で、何事にも管理や修正が行われず、行き当たりばったり、 の方法に対して、大きな嫌悪感を受けていたのかもしれません。 しかたがありません。 感情を抑えているばかりでは、 大きなストレスになることでしょう。 私としては、気象課とけんか別れのように終了することも ひとつの方法だったと感じています。 --- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 26, 2008 04:54:01 PM
[支援のお仕事] カテゴリの最新記事
|