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カテゴリ:啓吾
啓吾出産の話。 啓吾は帝王切開で出産しました。 さくらも帝王切開。 一人目が帝王切開なら、二目も帝王切開。
前日に前処理を済ませ、いざ、当日。 今日は2008年8月8日。 北京オリンピック開催日。 中国では、末広がりのとてもめでたい日。 今日産まれる子には、国際人になってもらおう!中国重点!
手術予定は午後6時。 午後1時頃、病院で受付し、入院する。 部屋に案内され、荷物を置く。 設備の利用説明を受け、ちょっと落ち着いたところで、最後の内診。 ダンナもついてきていた。 午後4時頃
ダンナかわいいなぁ。
午後5時頃、ダンナの両親到着。 午後5時半頃、私の両親到着。
両親が落ち着くまもなく、午後5時35分頃、 看護師さん 「そろそろいくわよ~」
ええ~!早い~!まだ親と話してない~! 手術は午後6時じゃなかったの?
看護師さん 「麻酔の先生も来たし、先生の準備も整っているから、やりましょう!」
はい。行きます。
てくてくと歩いて意手術室に入り、裸になり、よっこいしょと手術台に横になる。 そこからは早かった。
胸、腹、腕にチューブや測定機器をつけ、しばし、待機。
麻酔の先生 「いきますよ」
体を横向きにし、背中に注射器がゴリゴリ入る。 麻酔のための、麻酔らしい。 ちょこっと、痛い。 痛いのはここまで。 これからは、麻酔が効くので痛くないだの。
次は、おなかを切開。 レーザーで腹を切る。 肉が焼けるにおいがする。 わぉ。手術室に広がる焼肉のにおい。
私の横には、看護師さんが一人たっている。 他の看護師さんの手伝いをするわけではない。 ただ、立っている。 なんだ?と思っていると、
先生 「赤ちゃん取り出すとき、ちょっと気持ち悪いからね」 私 「はい」 おなかにみっちり入っている赤ちゃんを取り出すには、やはり力がいるようだ。 ミシッ、ミシッと音がする。 時間にして、わずか30秒たらずらしいのだが、これが長く感じる。 く~、き、気持ち悪い~!! 誰かにすがりたくなる。 と、その時、そばに立っていた看護師さんが、手をぎゅうぅぅぅっと握ってくれた。
あ、これ、いい・・・。
ぎゅううううううと握る、「握り屋」らしいのだ。(勝手に命名) これ、いいです。助かりました。
そして、午後5時50分 男の子出産しました。 3072g。 出産予定日よりも3週間早かったのに、よく育った!
麻酔の先生 「それじゃ、おなか縫うから、全身麻酔かけますね。目が覚めたらベッドの上だよ」
はい。お願いします。 う~。意識が遠のく・・・。 ・・・ ・・・ ・・・ ? 目が、覚めた。 確か、話ではベッドの上のはず。 ??? あれ? ここは、手術台?! そして、私、まだ手術中?!
看護師さん 「先生! 患者さん起きてます!」
手術中、麻酔が切れて、びっくりしたのはこっちだよ。
麻酔の先生 「まだ終わってないから、寝てましょうね」 はい。ぜひ、追加麻酔、お願いします・・・。 そして、幸せに眠りについた。
その夜、新たな恐怖が待ち受けているとは、知らなかった。
押すんですよ、腹を。 切ったばかりの、腹を、ぐぐぐーっと。 しかも、夜中に何度も何度も。
子宮内に血液が残っていると、後から大きな事故につながり何かと問題らしく、 早めに押し出す大事な作業であるらしい。(看護師さん談) これが、痛かった。 陣痛よりは痛くないはず、と思って耐えたけど、やっぱり痛かった(涙)
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最終更新日
2008年12月24日 11時12分13秒
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