山本七平だったろうか、定かではないのだが。
「日本人は言い換えの天才的民族だ」といったのは。
（誰か正しく「誰が」言ったのか教えてください）

今日は「終戦記念日」。違うね「敗戦記念日」だ。
負けたのです、「日本」という国は。
敗戦というとなぜか惨めだから「終戦」と言い換えると、主体性をもって戦争を終結させたと思えるからだ。
一部には、「主体的に」戦いを終わらせたと「信仰」している人々がいますけどね。

「日本はアメリカの物量戦に負けた。」「ここの兵器性能、戦術、兵士の士気、能力は高かった。」と本気でノスタルジーをかます人もいます。
「戦争」の何たるかを知らない人が言うことです。
「戦争とは」についてはクラウゼヴィッツの「戦争論」を勉強しましょう。

さて「大地の子」が終わりました。
この日に最終回とはにくい演出ですね。
今回このドラマをまた見て「棄民」という言葉を思い浮かべました。

組織はそれ自らを守るために組織構成員をしばしば「犠牲」にするのですね。
善意であれ、悪意であれ。