カテゴリ:今日のトリビア
魚の字をさかなと読んでも良いとしたのは昭和48年のことだとラジオで放送していた。そんなに最近だったとは知らなかった。子供のころから魚をさかなとも読んでいたと思うが、あれはあの時点では正しい読み方ではなかったのか。
さかなは肴であって要するに酒菜だ。酒のつまみ。魚は本来はあくまでうお(いを)。いわれてみればなるほど飛魚はとびざかなではないし、太刀魚もたちざかなとはいわない。「魚心あれば水心」もさかなごころでは語呂が悪いからうおごころと読むわけでもあるまい。 言葉は時の経過と共に変わっていくものだ。魚が酒のつまみを総称するようになってしまったわけだが、その変化には地域差がある。「かわいいさかなやさん」という童謡があるが、関東では比較的古くから魚類をさかなと呼んでいたのだろう。一心太助だってうおやとはいわなかったのではないか。西日本では比較的最近まで「うお」がよく使われていたとも言っていたが、今では「うお」は劣勢だ。「さかなくん」も「うおくん」ではなにか変。 どうでも良いようなトリビア。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月14日 15時47分52秒
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