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2012年01月20日
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カテゴリ:世相雑感
 コダックが破産して、写真は銀塩フィルムからディジタル写真に世代交代を完了したことを改めて思い知らされた。技術革新によるこのようなメディアの交代も消費者としては善し悪しだ。
 我が家に退蔵しているヴィデオテープ、フロッピディスク、CDなどは捨てるに捨てられず、処理に困る。例えば子供のピアノ発表会のビデオテープなど、あと数年でプレーヤーもアナログテレビも廃棄せざるを得ず、ただのゴミになるだろう。その都度まめに新しいメディアにコンバートしていかなければいくら保存状態を最良に維持しても無駄というもの。

 写真も昔の銀盤写真は別として、カラー写真は既に変色・退色が甚だしい。ネガもたくさん補完してあるが、これをスキャンしてディジタルデータで補完するという手もあるが、面倒だ。
結局は生者必滅会者定離、みなただのゴミになってしまうことだろう。

 コダックもこの変革に気付かなかったわけはない。ただ、あまりにも大きく成りすぎた企業は進路変更の時機を逸してしまったのだろう。日本経済も同じ轍を踏みそうで不安だ。






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最終更新日  2012年01月20日 17時16分14秒
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