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カテゴリ:英語3
むか~~し、1年以上英字新聞をとっていたことがある。安いからとデイリー読売にしたけど、記事がつまらない。高いのに無謀にもJapan Timesにしてみました。
んがっ!たった一つの記事に4時間かかる。これが1カ月以上続いた。残った他の全ページは古新聞行き・・・。 次第にハローワークの所を見たり、サイエンスのページを見たり、少しずつ見るページが増えていった。知らない単語を飛ばしながらも、だいたいの筋を取れるまでになった。 その頃の記事は、OJシンプソンの記事がにぎわっていた頃。そして、シンガポールでアメリカの若者が落書きなどして町を汚し、その刑罰が若者向けの時代に合わない”ムチ打ちの刑”。それが本国で野蛮だと問題になっていた時でした。 私の持っていた辞書では内容が掴めず、とうとう百科事典のような大きな英和辞典を購入してしまいました。 調べたかった言葉は、Caning え”? Canって助動詞のはずなのに、何でingがついてるの?しかもnnとnが重なっていないし。 この記事のキーワードの為にこれがわからないと全く??? 12000円もした新英和大辞典には、杖で打つ、ムチで打つこと。とあり、どうやら籐のつるで打つことらしい事がわかった。しかもこれは名詞。 この記事は、少年たちが刑を受け、帰国するまで延々と続いた記事だったのに、日本国内ではほとんどこのニュースは皆無。 どこどこの海でタンカーが座礁してオイルが海に流れ、動物たちに被害があった、とか言う話も記事がデカイ。国内の新聞では少しだけ。 ニュースの取り上げられ方、問題にされ方が違い、目線が変わってしまった。日本国内の全て同じ方向からの報道と違う為、意見が私の周りの人と微妙に違いが生じ、自分でなんとなく変な人になったような気分になってきた。 時間を費やし、必死で読んでもそれについて一緒に語る人がいない。これほどつまらないことはない。ひっそりと自分の心の中に意見をしまいこみ、意見違いは口にチャック。 無理して読まなくてもいいかなぁ・・・、なんて思いはじめたら、読むのが面倒。日々配達される新聞の山は段々高くなる。お値段も普通の2倍なのに。 ってことで、どうせ読まないのなら止めてしまえ~。と、止めてしまった。 あれから10年以上たち、当時知っていた単語は、すっかり忘れてしまいましたとさ。 現在、私の周りには当時いなかった、そんな海外目線の話題で語れる人たちがいるのに、英文を読まなくなってしまったので、特に語る必要もなし。 あのまま続けていたら、私のリーディングの能力は高かっただろう。でも、お財布が続かなかったとは思うけど。^^; 英語3のテキストを見るとき、つくづく思う。せめて毎日じゃなくても、読むような環境に自分を置いておけば良かったなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/02/11 03:13:21 PM
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