Ivyの慶應通信奮闘記

成人式とは普通１月。でも、当地方は雪に埋もれてる・・・。
その為、季節の良いゴールデンウィークにあるのです。去年までは４月２９日（だから慶應通信課程の入学式に行けない）、何故か突然今年は５月５日のこどもの日に成人式でした。

見に行った方から驚きの事を聞きました。他地方では、飲酒、騒ぐで話題になるけど、そんな騒ぎは無かったと思われる。他地方で出現するかどうかわからない花魁がいたというのだ。

果たして目立ちたいと言う本人の意向で前へ帯を結んだのか、前へ帯を結ぶ意味を知っててそのようにしたのかわからない。もしも知らなかったら、親が教え諭すとか、やってあげる方が意味を教えてあげるとか、成人式という儀式に全くふさわしくない、ただのファッションと言い捨てられないことだと思う。内容を知った上でやっているのなら本人の問題。知らずにやっていたとしたら周りの問題だと思う。

まして、代表で壇に上がり歌を歌ったという。よくも恥ずかしくないものです。
ココをご覧の方で、何人の人が帯を前へ結ぶ意味を知っている人がいるのでしょ？

前へ帯を結ぶのは娼婦です。自分で自らほどき易く、結びやすい。マメに脱いだり着たりする機会の多い昔の娼婦です。ただ、一般庶民ではなく、身分の高い人を相手にしていたというだけ。

しかも、本人は粋と思っているのかもしれないけど、玄人並に衿をあけ、何を勘違いしているのかという携帯写真を見せていただきました。

ド素人が着せてあげるわけが無いから、誰がしたんだろうという話になり、着せた方も着せた方だ。と言って間もなく、誰がやったか判明致しました。○○着物学院。着物の歴史、意味を十分に勉強したであろうグループがやったと言うことがわかり、しかも「うちでは良くやるわよ。」
「本人がやりたいって言って聞かないの。今の子は言うことを聞かないもの。せめてパンプスは止めて草履にさせたのよ。」
草履履かせるよりも、パンプスの方がまだ良かったと思います。草履だったからファッションでやったとしたら中途半端。余計にだらしなく見えました。

他にも、リボンのように結んで、余りをだらしなく長くぶら下げていた（舞妓風とも違う）のもいたらしい。変なスタイルを作ったのは全て○○着物学院かもしれない。

スリップドレスとか、昔では下着だったものがアウターとして着られる時代になったのは確か。でも、娼婦の格好を成人式でするのはいかがなものか。そこまで伝統文化が崩れてしまっても良い物なのでしょうか？