Ivyの慶應通信奮闘記

昨日に引き続き映画鑑賞。
今日は、”華氏９１１”を見ましたが、心が痛いです。あのワールドトレードセンターがテロにあった時の事を思い出してしまいました。

何でオンタイムでこの映画を見なかったか。それは、予告とか映画の説明を見て、あの時を思い出したくなかったから。でも、今回はその予告とか説明を忘れて見ちゃったよ。

あ～ぁ・・・。
ちょうどあの時はテレビで見てて、久米弘さんのニュースステーションだっけ？母と別の部屋に居て、母がいきなり、「
飛行機がビルに突っ込んだよ。」とか、
「ビルが一気に崩れた！何で？」とか、
「これって現実だよね？」とか、
目の前の出来事が現実と認められなかった。

どうも、怪獣映画とか昔のＳＦドラマとかとダブって、ペンタゴンに向かってる・・・、とかいう情報を聞いて、
び～～～む！そしてバリア～～～！
これでピカピカバリアが出来て、どんな攻撃からも中は守れる筈。
現実はテレビのようにはいかなくて、ビームも無かったし、バリアも出来なかった。
ＣＤ，ＤＶＤ，ケータイ電話、インターネット、テレビ電話など、ありえない事が現実の日常になっているけど、建物全体をすっぽり保護するバリアーって現実になっていなかったのね、と空想の世界も現実の世界もごちゃ混ぜになってしまった瞬間でした。

その後、友人がニューヨークに居た時期だったし、連絡取れないし、あのビルに居たのではないかと心配し、連絡が来るまでの間、２ヶ月間以上も心配していて胃に穴が開きそうでした。

「もしかしたら展望台にでも登っていたんじゃないかと心配していたんだからね！」
と言うと、
「展望台なんて高い所(金額的に）、行くわけないジャン。」
人の心配をよそに、そんな返事が返って来ました。
ようやくホッとした瞬間でした。

この”華氏９１１”はもう一度見たいとは思わないな。