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Ivyの慶應通信奮闘記

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2008/01/28
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カテゴリ:現代英文学
終わりました。1月の課目試験。試験が近くなってから寒波が入り、久しぶりの肉体労働を強いられた為、夜に体が温まって落ち着くといつの間にかコックリ、コックリと寝落ちしてた試験直前。メタボ解消のためには有難い肉体労働なんだけど、何で直前かな~、などと思いながらも、モサモサ降る雪の中を高速バスに乗って仙台入りをした土曜日の夜。

仙台も底冷え。道中の山の気温は-5度だったけど、仙台市内も-5度だった。生足にジーンズはいてる服装に、ジーンズの織目を通して-5度が滲みてくる。地元も寒いけど、ロングのコートを着てるから、いつも膝までは隠れてるけど、お出かけなのでお尻が隠れる程度だから、腿は風にさらされる~~。

ホテルはホテルの都合によりダブルのお部屋になってました。ベットが広々~~。しかも羽根布団と羽枕。5500円のホテルにしては内容が高級で、ブラビアのテレビに地デジ完備。(見なかったけど)ゆったりと99円ショップから買った食材を食しながらの現代英文学のお勉強でした。

今回は、社会背景(社会学史2のテキストも役に立つ)、作家の思想、つながりなどを叩き込み、一般教養程度は身に付いたのではないかと自負できるかな(?)などと思ったり。前回、前々回よりは確実に知識は増えたハズ。それでも不安が残るのが現代英文学。

試験当日、試験問題を開いて 「ひ~~~~!」
一生懸命テキスト見たり、参考文献見たりしても、必ず覚えきれない穴があるわけで、100%すっかりわかるのは、長期に真剣にお勉強した人くらい。通り一遍に、試験のためにお勉強している人にとって、穴が開くのは仕方が無い。その穴の中から、上手にピンセットでつまみあげて、わからない所だけを凝縮したのが今回の試験でした。一つだけ何気に書けるところがあったけど、具体的作品名が出てこない。これは、初めての試験の時に頭に叩き込んだ部分だったけど、今回はさらっと受け流してしまった部分。必死で初回の試験勉強を思い出そうとするが、なにせ1年前のことのため、さっぱり浮かばない。浮かぶのは明らかに他の作家の作品名。違う作家だとはっきりわかっている為、それは書きたくなかった。その時点で20分も経過していない。

20分経過で退出OKの時、残り2問を白紙にして会場を出てこようかと思いました。現代英文学はすっかり諦め、2時限目の試験勉強をした方が効率がいい。頭の端っこにも残っていない記憶を頼りに、その場に居座るのは無意味。でも、とりあえず色だけつけておこうということで、設問にある作家の問われてる部分じゃない所を書き、ポイント外しまくりと言うことを知りながら、とりあえず文字だけ記入し、終了20分前に退室しました。
通信生活4年目突入で、初めて決行した終了前退室。

今回もダメダメだった・・・。
そして今回の試験問題を見て思ったこと。初めて現代英文学を受けた1年前の試験は、どちらかと言えばサービス問題に属していたということ。メジャーな作家のメジャーな部分を肉をつけて回答すればOKだったと思われる。あの時は、今回確認した社会背景による作家への影響など考えなかった。

ただ言える事は、読書嫌いな私は、英文学に親しんだことも無く、イギリスの歴史も知らず、まったく無知の白紙だった。そんな私が通り一遍の試験対策で底辺にあるものを把握できるわけが無い。そんな私が、多少なりとも英文学に親しんでいる。しかも上っ面だけ。どの作者の作品もまだ読んだことが無い。今回の試験で読んでみたい作品を発見した。次回の現代英文学の試験は、今年の10月と来年の1月だが、それまでの間に気になる作品を読んでみようと思う。

そんな気分になったのだが、これが本当の文学に親しむと言うことで、芯の部分ではないかと思う。落ちまくってるけど、あながち悪いこと、悲しいことだけではないと思っている。現代英文学に合格できた時は、結構アカデミックに語れる人間になっているのではないかと思う。現在は語れない。レポートが一発合格できたのは、総合の文学で選んだマイナーなジョージ・ムアの『エスター・ウォーターズ』のお陰だ。マイナーすぎて参考文献が無くて苦労した。それが現代英文学のレポートに生かせた。他のイギリス文学の事は何も知らないくせに、その部分にだけ接点があった。他の本を選んでいたらレポートの合格は無かったと思う。

2時限目の英語学概論。リベンジしたいなどとのたまった課目。どう転ぶかわからないけれど、とりあえずベストを尽くしました。ダメでも悔いなし。新たなチャレンジできます。
一個、go と come、 arrive と depart の違いだけど、テキストの中でまったく確認していなかった部分で、「え?そんな記述あったっけ?」ってな状態でした。考えに考えて出した回答は、何度も修正テープで修正しながら書いて、しまいにその部分はテープのせいで分厚くなってしまった。折るとぽろぽろと剥がれてきそう。あとでテキストで確認したら、表現方法がまったく違う。言わんとしていることは違っていないはずだけど、これだけ表現が違うってのはどう評価されるか。良い言い方をすれば「自分の言葉で書いている」。果たしてそのように判断されるのか。合否に大きく係わってくる状態なので、結果を見るまでわからない。

社会学史2、持ち込み可でテキスト丸写し。しかも順番入れ替え。う~ん、、、どう?
レポートのような状態で返ってくることを希望しつつ、今回の試験は終了となりました。

バスは去年の1月と同じに大混雑。補助席で帰ってきた去年の反省から、早めに並んで場所確保。あまりの混雑で乗れない人多数のために増発となりました。どうやら介護関係の試験日と重なっているらしい。他にもイベントがあるのかも。バスを降りたら車は凍り付いてフロントガラスはガリガリ。家の前は雪のために入れず、道路に止めてハザードをつけたまま除雪作業。車に長靴を置いていたのは正解。20分ほどの作業を終え、帰宅。

次のレポ作業にすぐに取り掛かりたいけど、その前の義務、経理作業が待っている。1週間程度で終わらせるようにスケジュール調整必須です。





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Last updated  2008/01/28 11:16:38 AM
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