Ivyの慶應通信奮闘記

昨日、爆弾低気圧がやってきていて、あちらこちらで影響が出ていた昨日の夜、遠出をしてきました。

仕事上での新規導入にあたり、講習を受けて実際目で確かめた方が良いかな、、、と思っていたところ、取引先からお誘いがあった。

職場からだいたい２時間遠方の隣の県で講習をするから参加しませんか？
一瞬悩んだけどOKを出したのは先週のこと。その時は寒波が来るなどと思っていなかった。

取引先の新人営業も勉強を兼ねて行くから、私を拾ってくれるという。開始は７時から。出発は４時予定。だいたい終るのは９時かな？では帰りはどうしよう・・・。
新人営業は職場からだいたい１時間のところに住んでるということで、最寄の駅で降ろしてくれれば良いから。と電車時間を調べておいた。最終は２３時３５分くらい。到着は０時６分。

出発前日から天気が荒れてきた。当日の朝に電話が入り、天候が悪いから出発を１時間早めて３時頃には出るようにしたから、ということだった。ところが道中、国道では悪天候による事故が３つもあり大渋滞だったらしく、すごく混んでで進みません！と連絡が入り、結局は１時間遅れて、最初の予定の４時出発となった。

国道は混んでるからと田舎道を行くことにしたら、地吹雪で視界ゼロ。まったく前が見えないときは止まる。ホンの少し視野が広がったら進む。地吹雪による視界不能なだけでなく、営業車のワイパーは夏用のため、雪がシャーベットのようになってへばりつき、次第に太くなってガツンガツンと音を立てて、ワイパーがワイパーの役目を果たさない。時速１０ｋｍ出てたのか？途中何台にもグングンと抜かれる。ワイパーさえまともだったら、もう少し視野が広がっただろう。

あの状態で峠と呼ばれる所をトンネル数個通って、隣の県へ抜けた。迷いながらも会場へ着いたのは７時。行ってみると、悪天候のために出席のキャンセルが相次ぎ、参加者はゼロ。結局参加したのは、一番遠くから、他県から参加した私のみ。貸切状態だった為、時間は過ぎていたものの開始を待っていてくれた。地元の方々の悪天候と言っても、我々が通った峠に比べたら悪天候とはとても言えない。

講習が終わり９時。お蕎麦でも一緒にどうかと言われたけど、最終電車に間に合わなくなりそうだし、天気が心配。なのでお断りして帰路についた。

雪が無いので収まったのかと思ったら、峠に入ったら行きと同じ状態だった。ただ、お日様の出ているときよりも、雪に影が出来る為に、多少道が見えやすい。お昼は真っ白、地面がわからなかった。

それでもやはり吹雪けば視界ゼロ。時々止まる。地吹雪で所々に吹き溜まりがあり、道自体が非常に狭くなっている。通る車は殆どゼロだけど、たまに大型トラックが通る。やはり、配送は休まないのだ。

駅に送ってもらうつもりが、職場まで送ってくれるという。この悪天候、新人営業の家まで帰るのだって大変だ。駅で良いといったけど、結局送ってもらった。時間は１１時半になっていた。予定の駅だったら乗り遅れていたと思う。

今日、注文の電話があったので、新人営業の帰宅が何時になったのか聞いたら、１時くらいになっていたらしい。やはり通常の２倍は時間がかかってる。

送ってもらったのは良いが、車が雪に埋もれてる。掘り起こして帰宅。自宅入り口は、ちょうど吹き溜まる場所なので、入り口はひざ上までドッシリと積もっている為に除雪作業。家へ入ったのはほぼ０時でした。

今朝起きてみたら、夜中の除雪はやったの？というくらいに、再び吹き溜まっていてヒザ上。せっせと除雪。職場に来て見たら、掘り起こした後の雪の山の上に新たな積雪の為の雪の山。融雪溝は流れずに積む。４輪駆動の車なので、いい加減な除雪の所に駐車して降りようとしてドアを開けたら、ドアとスレスレの高さで、車から降りるという感触ではなかった。水平の雪に飛び込む？感じ。（うまく説明できません）

一言、生きて帰ってこれて良かった・・・。


今朝の新聞で確認したら、当地方の積雪は７２ｃｍとあったけど、新聞の締め切り以降もガンガン降っているので、爆弾低気圧が来て以来の積雪はもっとだす。

写真の奥は風の通り道。ぐっと積雪が少なくなってるのよね。砂丘のように表面の流線型は綺麗。天然の芸術だ！