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昨晩は、久しぶりボランティアで関わっている会の「国際交流講座」の日でした。
今回の国はボリビアで、地元のケーナ愛好会によるアンデス地方の音楽で華を添えました~。 10年近く前に初めて聞いて感激し、思わずCDを購入してしまったケーナの演奏は良かったわぁ。なるべくみんなの知っている曲が良かろうということで、「コンドルは飛んでいく」も演奏してくれたけど、イントロでわかってしまった私はツワモノ? ちなみに、お気に入りのCDはこれ♪ 最後にボリビア料理に舌鼓。 日本では栽培されていない品種のトウモロコシから作られた、コーンスープ。牛肉のひき肉にアヒで味付けされたのをご飯にかけて。甘めに作ったので、本来の辛いのが良い人の為に唐辛子ペーストとハバネロ入りの玉ねぎとトマトのソース。 辛目が好きな私は、結構トッピングを足して食べました。 講義の方は、今までその国出身の方による国紹介でしたけど、今回は大学の准教授の方でしたので、社会学的見地から客観的に見た視点からの紹介だったので、すごく深くて良い講義でした。 持った疑問に対して、どの今日にしてそれを掘り下げて行ったのか、これから後々に取り組むであろう卒論などに役立って欲しいと思いました。 昔のヒエラルヒーで、最下位がインディオ、次が奴隷、次が黒人ということで、インディオは奴隷以下だった。理由は、奴隷は買ってきたもの。インディオは、その辺から連れてきたタダのもの。というのが衝撃的。 それと、悪の植物とされるコカインの原料となるコカについて。 コカインは不合法で処罰の対象であることは、ボリビアでも同じ。しかし、コカの葉は合法で、生活に密着してなくてはならないもの。だから、コカも悪いものとして諸外国による攻撃は、欧米諸国サイドの見方であって一方的であること。 コカの葉は、高地による高山病の頭痛の治療に有効であるし、その高地で、しかも狭い鉱山で肉体労働を強いられるインディオにとっては、コカを噛んでこそできる仕事であること。とにかく、薬として昔から利用され続けているものを、勝手に国外に持ち出して精製して不合法なものを作り出しているところを取り締まるべきであって、コカの植物の栽培そのものを取り締まるのは、現地で生活する人たちにとって、とても困ることである。 というのは、現地でその土地の人と触れ合って、その土地の伝統を知ってこそわかること。 最近、伝統的にイルカの捕獲を仕事としている人とかが、海外から叩かれているけど、それと似たような状態なのかもしれません。しかも、それが生活に欠かせない医療に関わるとしたら、状況は深刻ですね。 とても良い時間を過ごすことができました。 だから辞められません。なんちゃって国際交流。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/10/01 12:26:46 PM
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