シーちゃんです、こちらのブログではインターネットカフェからしか更新できなくなっています。
今日は、スリーインワン・キネシオロジーの創始者の一人ゴードン・ストークス氏について少し
書きます。
ゴードンは、子供のころから青年期までバカでのろまなゴードンといってバカにされていたそ
うです。当時、あまり理解されていなかった学習障害だったのかもしれません。
そんなゴードンが海軍の学校(?はっきりしたことは忘れましたが)に入隊したとき、ふと自分
のことをバカだと知っている人がいないことに気づき、自分自身を変えようと考えたそうです。
猛勉強をして、優秀な成績で卒業したことで、自己イメージは大きく変わったそうです。
その後、タッチフォーヘルスのインストラクターになり、
自分自身の創意工夫から、筋反射で直接、カラダと対話できることに気づいたのです。
それまでに、言葉を話したり、ストレスのあるイメージを考えると筋力が弱くなることはわかっ
ていたのですが、カラダと直接対話する方法はなかったのです。
それを可能にしたゴードンの功績は、キネシオロジーを学び研究する人たちにとって、
計り知れない財産になったといえます。
またもう一人の創始者であるダニエル・ホワイトサイドと共同で創られた「振る舞いのバロメ
ーター」というチャートは、人の本音、人の感情と振る舞いが即座にわかるという通常の方法
では決して到達できなかった「心の地図」を発見し形にしたということも功績のひとつだと思い
ます。
ゴードンの功績について、ここですべて書くことはできません。
そして、そのゴードンは2006年8月13日に亡くなりました。
私のゴードンに対する第一印象は、
ケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダースみたいなジイサンだなぁ、
またタバコもプカプカ幸せそうに吸っていたので、中毒症の解放なんて人に言ってて
自分もおもいっきり中毒患者じゃん、
なんて思いました。
でもね、その矛盾というか、それがまた人間らしいというか、
それを隠さないところ、そしてゴードンの言い訳、
「タバコがカラダに悪いのは信じこみだ、私はそれに意義を唱える」みたいな面白い考え方
がとても好きでした。
私もタバコ中毒患者なので、その気持ちがよくわかります。
そんな偉大なゴードン、
世界中の人に、「自分自身を生きることを説き続けた天使」の冥福を祈りたいと思います。
私は人の死に対して、鈍感というかマヒしたような対応しかとれません。
死を受け入れることが、いやなのかもしれません。
でも、ひとつ感じることがありました。
ゴードンのことを思い浮かべれば、そこにゴードンはいつでもいるということです。
ここ数日前から、ゴードンのエネルギー、ゴードンの冥福を祈るエネルギーが充満してい
るように感じます。
最後に、このブログを書くという行為を通して、
偉大な癒して、天使のようなゴードンに
感謝の祈りを捧げたいと思います。
ありがとう、ゴードン・・・