アネッテ・ヌーンティルの病因論!
こんばんは、シーちゃんどす! 昨日は、体の「構造(形)と機能(働き)の序章を書きました。 今日から、日本ではまだ紹介されていないアナッテ・ヌーンティル(Annette Noontil)によ るボディ・ランゲージを読みとる方法についてご紹介します。 原本、「The body is the barometer of the soul, so be your own doctor 2」 からの抜粋・編集です。できる範囲でご紹介したいと思います。 アネッテ・ヌーンティルによる病因論は、「病気は一つのパターン(精神的傾向)である」と考 えています。 たとえば小さい頃、犬にかまれたり、追いかけられたりすると、「犬はこわい動物だ」という見 解(その人なりの物の考え方)が生まれます。 そんな考え方で犬とこわごわ接するとまた犬に吠えられたりします。 そして、その見解はくり返されることで再強化され、一つの信念になっていきます。 私たちは、両親、学校で教えられたことやある出来事から見解や考え方をつくりだします。 そしてくり返されることで、「思考(考え方)・体の状態・環境」は、その人にとって矛盾なく一致 していき、一つのパターン・精神的な傾向をつくりだします。 アネッテは、はずかしがり屋などの性格もパターンであり、胃が悪いなどの病気も一つのパタ ーンだと考えています。「病気は自分に反する思考や行為から生まれる!」 あたり前のことですが、心臓、肝臓、胃腸などの各内臓は、その人のために働いています。 そして脳と思考もその人・個人のために働いています。それが精神・感情的なストレスなどに よって、否定的な思考パターンが生まれ、その人の思考と反するように働くようになると、脳 の働きに乱れ(機能異常)が起こるようになり、それに応じて内臓もその人に反して働くように なります。状況や環境もその否定的なパターンにはまりこんでいきます。 こうして、「ストレス→否定的思考→病気→不運な状況」のパターンができあがってきます。 思考やその人の想いは感情を生みだし、体のエネルギーの流れ道である神経系、経絡(ツ ボの流れ道)、チャクラ(体の中心にあるホルモンと関係の深いエネルギー・センター)に影 響を与えます。 否定的な思考や想いがあるとそれと対応する「神経、経絡、チャクラ」が弱くなります。その 結果、それらと関係する内臓の働きが弱まり、微生物による感染を受けやすくなります。 また思考は思考形態というテレビやラジオのような電波の形で、たえず現実世界に送り出さ れています。それが似た波動のものや状況を引きよせるような力を生み出します。 そして相応する状況や環境に出会うようになります。「病気のパターンを知るために」 アネッテ・ヌーンティルは、体の不調のパターン(精神的傾向)について、骨がおかしいなら 「土台がない」、骨と骨をつなぐ靱帯なら「支えがない・コントロールがうまくいっていない」、筋 肉なら「自分を責める」気持ち、筋肉のつなぎめの腱なら「柔軟性が失われている」、神経が おかしいなら「コミュニケーションのバランスが取れていない」というように、それぞれの働き からその意味を洞察しています。さらに体の不調がある場所の骨やチャクラのアンバランス が、どんな体の不調のパターンを生みだすかについても紹介しています。「病気のパターンにならない生き方」 脳が自分自身の一部としてキチンと働くこと、いいかえると、自分を第一にして自分のために 行うことです。人生は、「Do it yourself.(自分でする)」ことであり、自分の感情や想いに忠 実であること。自分自身につくすこと、他人や他のもののためにつくさないこと(過剰な干渉 は相手の力をうばいます)。自分がなぜ今どのような行動をしているのか、どこに向かおうと しているのかを明確にすること。 そうすれば現実をシッカリと生き、自分自身でいることができます。そうでないと、過去の罪 悪感を生きたり、未来に不安を感じたり、他人の意見や考え方に支配されたまま生きるよう になってしまいます。 自分のために生きることは、エゴイストと考えられる方もみえると思いますが、考え方の一つ として、自分を大切にすることができるなら、自然にやさしさが生まれ、そこから広がる「家庭 -社会-国-世界」にもよい影響を与え、他の人ともよい関係をつくりだすことができ、お互 いに助け合えるのではないでしょうか。 以上がアナッテ・ヌーンティルの基本的な病因論です。 少しずつ日記に書いていきますね。