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テーマ:0歳児のママ集まれ~(7639)
カテゴリ:Family
私の出産の手伝いに来ていた母が、今朝帰った。
日本行きの便は早朝なので、とても眠かったけれど、海も起こして皆で空港に見送りに。 ところが、ふと便案内を見ると、出発遅れの文字が・・・。 なんと、エンジニアの一人が病気になり、今シドニーから代わりの人が来ている途中という。 おかげで3時間近く空港で待たされる事になり、成田からの乗り継ぎもある母はその便への乗り継ぎが間に合うかどうか心配そう。 海も疲れるだろうからと、早めに私達は帰ったけれど、誰も知り合いのいないブリスベンの空港での待ち時間、気疲れしただろうと思う。 母の年での海外への一人旅はなかなか現実的ではない。 言葉の不安もあって、ツアーを選ぶ人が多いと思う。 そんな中、私達家族のために、一人で来てくれた。 12月15日から今日までの2ヶ月近くの滞在。 もともと、初産は予定日遅れるからという事を前提に、帰りのフライトを長くしてくれていた。 予想外の早めの出産で、産後丸2ヶ月も手伝ってもらった事になる。 「こんなに早くの出産なら、もっと帰りを早くにしておけば良かった」と父と猫のいる日本の家が恋しそうに言ったりもしていたけれど・・・。 でも、家に閉じこもってばかりではなく、夕方にはウォーキングに行って、おしゃべりできるまでの仲間を作ったり、たくさんの日本人以外の来客にも進んでおしゃべりに参加したり、私達と一緒にいろんな所に遊びに行ったり。 大学時代以来であろう英語も、何とか教養程度の事は覚えているみたいで、がんばって使っていた。 海外旅行には慣れているとは言え、異国の地での生活は大変だったに違いないが、文化の違いを受け入れ、母なりに楽しんでいたようだ。 私も、母の長期滞在のおかげで、思いもしなかった1ヶ月間の学校通いも出来たし、急に入った夫の日本への出張期間に、安心して留守番できた。 産後の手伝いだけではなく、たくさんの時間とゆとりをプレゼントしてくれたのだと思う。 日本で暮らしていた頃は、大学時代と、OLになってからも一人暮らししたり、またその途中で家から通っていた頃もあったけれど、忙しくてゆっくりおしゃべりしたり、一緒に料理をしたりという事はなかった。 今まで自分が楽しむ事で精一杯で、こうして母とゆっくりとした生活を送ったのは久しぶりだった。 見送りの時には、涙が出そうなので、なかなかきちんとお礼も言えなかったけど・・・。 ママ、久しぶりに娘としての時間を過ごさせてくれて、ありがとう。 そしてパパ、長期間もママを送り出してくれて、ありがとう。 いつまでも2人からたくさんの愛情をもらっている分、私も海に対して2人のような親でありたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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