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テーマ:暮らしを楽しむ(387614)
カテゴリ:Soliloquy
今日、美容院で雑誌を開いていると、元会社同僚から電話があった。
今、空港にいてバンコクへのフライト待ちだという。 連休を利用して、今では異動やら退職やらでバラバラになってしまった○○部署のメンバー女3人で、タイ支社にいる同僚に会いに行くという計画。 私が妊娠する前に、その計画が持ち上がって、このメンバーで行くのも、そして現地で○○部署飲み会を開くのも楽しいかもと思い、できることなら私も参加しようと思っていた。 海だけのときはどうにかなっても、光も産まれてしまった今、それは現実的に不可能。 残念がっている私を気遣ってか、現地メンバーに何か伝言あるかと電話をくれたらしい。 3人それぞれと少しずつ話して、見送りの挨拶をしていると、今すぐに私も空港に飛んで行きたい気分になってしまった。 不思議な事に、タイに知り合いがたくさん集まってしまう。 まず、私の退職時のボスが異動になった。 その後、同じ部門の先輩・後輩が赴任した。 彼らは、皆、仕事ができて、プライベートでも楽しく遊べるメンバー。 黄金のタイ支社。 部門としては特にどこの国に強いというわけでもなく、主要都市に散っているはずなのに、これだけの人材がタイに揃っているのは羨ましい。 是非とも、彼らがタイにいる間に遊びに行こうと盛り上がった。 その後ボスはシンガポールに異動になってしまったけれど、残り二人はいる。 今頃、現地で合流して、彼らのVIP待遇のアテンドで楽しい旅程を話し合いながら、国を移して○○メンバー飲み会が開催されていることだろう。 基本的には仕事とプライベートは切り離したいところだけれど、この仲間だけは特別。 年齢もバラバラ、でも気が合う。 仕事中は厳しくても、その分だけ、チームのような暖かさがある。 支社中、私のいた部署の雰囲気が羨ましいと言われていた。 たまたま、私は○○部署黄金の時代に退職して、いい思い出だけを持って今に至っているわけだけれど、AUSにいる間も、帰国してからも、何かと良くしてもらっている。 今、TVで「アラウンド40」が面白いけれど、この女性メンバーもそのくらい。 私が一番年下だったけれど、それでも37歳になるので、まさにアラ40世代。 独身者あり、既婚者あり、子持ちあり、夫々の言い分があって、夫々の幸せがある。 まさに、「幸せは自分で決める」私達。 私は、欲張りなので、寧々ちゃんみたいに何でも手に入れたいタイプだけれど(しかも彼女の役どころの猫系、ちょっと高飛車な言いぶんに賛成)、今日、昼間からのほほんと美容院でファッション誌を読んでいる自分は、昔デスクを並べていた仲間たちとは別のところにいて、いつでも身軽に世界に出かけられないんだなってちょっと寂しく思った。 少しみんなが眩しくて羨ましかった。 今の私は、大好きな家族と日々を過ごせる幸せを感じている。 ちょっと不真面目な学生だった頃、社会人として独身生活を謳歌していた頃、結婚後のAUSで二人で共有しながらもたまには自由に時間を使っていた頃、妊娠・出産という経験をしてママになった今、それぞれの時代を楽しんできて、きっとこれからもまた違う楽しみがたくさん待っていると思うから、昔を想う時間は無い。 でも、自分の時間も欲しいのも本音。 タイの男たち2人が、こんな自分勝手な私達に愛想をつかさないうちに(笑)、また、いつかきっとタイで会いましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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