151885 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Life is beautiful

Life is beautiful

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

iwasa-ya

iwasa-ya

Calendar

Recent Posts

Category

Comments

iwasa-ya@ Re[1]:読み書きそろばん、そして囲碁(07/06) miicaさんへ 確かに渋いですよね~(笑)…
miica@ Re:読み書きそろばん、そして囲碁(07/06) 息子君たち、渋い^^習い事されてるんで…
iwasa-ya@ Re[1]:2015★謹賀新年(01/05) A.Haruharu74610さんへ 明けましておめで…
A.Haruharu74610@ Re:2015★謹賀新年(01/05) 明けましておめでとうございます。 すっか…
楽天ブログスタッフ@ 楽天ブログスタッフです。 いつも楽天ブログをご利用頂き、ありがと…

Favorite Blog

ruokala uriuri uriuriurisukeさん
豪州育児日和 anneshengさん
HaRu-HaRuのキャピタ… A.Haruharu74610さん
麻呂と茶子と不二子… GOLD3n@さん
Slow n steady wins … ちあき0321さん

Freepage List

Headline News

2008年06月07日
XML
カテゴリ:Family
先日、友人のお父様が他界された。
その時の友人の、「○○ちゃん、私のように後悔しないよう、今のうちに親孝行してね。」という言葉がとても切なかった。
親思いの彼女だったはずなのに、それでも、後悔しているのか・・・。
どんなに親孝行してもきっと優しい彼女はそう言うのかもしれない。
深い悲しみが伝わってきた。
親孝行って何だろう。

先日、両親はアメリカにいる弟家族のところへ遊びに行って、とても楽しんで帰ってきた。
弟はもうすぐ2年の留学の任期を終えて帰国するので、その前にと忙しい父も何とかスケジュールをやりくりして行ってきた今回の旅行。
丸一日かかる長時間フライトや時差ボケがあっても、可愛い孫とたくさん遊べた事、メジャーリーグでイチローの試合が見れた事、たまたま滞在中に母の誕生日があり、サプライズでレストランにいる人たくさんでHappy Birthdayを歌ってもらった事など、楽しい土産話はいっぱいだった。
でも、一番嬉しかったのは、弟家族の異国での生活を垣間見れたことだったようだ。
ただの海外旅行ではなく、子供の生活を通して、異文化を体験できた事ともいうべきか。

私達3きょうだい(私・弟・妹)は、三者三様の生き方をしている。
小さい頃からそれぞれの個性を大切にしてもらい、私達の選ぶ道を尊重しながらも、ここぞという時にはアドバイス(時には説教のこともあった)やサポートがあり、ずっとそばで見守ってくれていた。
よくある普通の一家だけれど、居心地は良かった。
それなのに、なぜか、子供たちは早くから家を出ることになる。(進学もあって)
どうしたわけか、私は結婚してすぐにオーストラリアに行ってしまったり、その1年後には弟も職場(国)からの留学という形でアメリカへ旅立ったりと、姉と弟そろって、日本までも飛び出してしまった。
妹はというと、海外に出ることはないだろうけれど、貪欲な仕事への姿勢のために激務と勉強の繰り返しの毎日で、近くにいてもゆっくり話す時間は少ない。
あの家に残されたのは、老いた両親と猫一匹。
現役の父は帰りも遅かったり、出張・飲み会もたくさんで、夕食は一人ということも多い母。
孫依存症かというくらい、我が家にも電話をかけて海や光の様子を聞きたがるのは、寂しさもあるのだろう。
毎日バタバタの育児の中、いちいち電話に付き合っていられないとつっけんどんに相手する事も多々あるけれど、こんな状況を作り出してしまったことに対して、私は長女として、ちょっと申し訳なさを感じることもあった。
夫の実家のように、いつも気軽に集まることができて、賑やかな楽しい団欒の時間が持てたら、きっと両親も嬉しいだろうなと。
親バカなのか、私たちへの強がりなのか、「離れていても、子供たちが夫々の世界で活躍してくれていること、幸せに生活してくれていることが、自慢。いろんな人にお宅のお子さんは皆優秀ですねって言われるのよ。」といつも笑いながら言っている母も、夫の実家での行事を話してあげるとちょっと羨ましそうに聞いていたりする。

今回の旅行で、弟の留学した大学(院)のキャンパスを訪れて、「卒業式があった建物と記念写真を撮ったその前の庭にたたずみ、卒業までの苦労を思いました。英語圏で英語の講義、デイスカッション、レポート、週一度のデトロイトでの実習、卒論などなど並々ならぬ苦労があったようです。それを支えてくれた嫁に感謝しています。」と記録に残している。
「外国の大学はブリスベンでも婿殿がクイーンズ大学の研究室などを案内してくれましてアカデミックな雰囲気に自分も青春時代にかえりわくわくしたものですが本当に幸せを感じました。」とも。
海のお産のときの手伝いで1ヶ月以上ブリスベンで生活した母の、学生時代に戻ったかのような英語環境の中で、生活を楽しむ、いきいきとしていた母の顔を思い出した。
何をしたら親孝行といえるのか、わからないけれど、ちょっと人とは違った方式でも、私達きょうだいの中では、これも親孝行の一つなのかなと思った。

偶然にも、今、私達はちょっとした決断をしなければならなくなった。
たまたま結婚した人は次男だったけれど、なぜか、将来は地元に帰り、親のすぐそばにいて欲しいことが伝わってくる義両親からの大きな買い物の相談。
義両親とも健康なので、どちらかが寝込んだり、一人になったりというような将来を遠いものと思い、私達は自分たちの選んだ土地(国)でがんばっていこうと考えていた。
夫は、次男特有ののん気さで、別に切羽詰ってないんだから、自分たちの好きなようにしていようよと言っているけれど、この話が私達のところへ投げ込まれた事、遊びに来ても、同じ街に住んでいる長男がいるのに、狭い次男家族の家、つまり我が家にいつも泊まっていく事を考えると、遠慮しながらも話してきた義両親の本心が痛いようにわかる。(別に長男の家がつんけんしているわけではない。名誉のために言っておくと、こちらも仲がいい。)
しかし、嫁の私は、正直、戸惑った。
自分の親とでも、離れて暮らしているうちに価値観も違ってきてケンカしたり、イライラしたりすることもあるのに、近くに住んで、上手くやっていけるのかと。
義両親はとてもいい人で可愛がってくれて、普通に考えると、私達は仲良しの方だと思う。
でも、きれいごとでは済まされない毎日の生活の中で、頼って下さいと言いきれるのかと。
考えることはたくさんだけれど、大好きな人を生んで育ててくれた義両親だから、実両親と同じように大切にしてあげたいのがまず一番で、きっと私はそんな答えを出しそうな気がしている。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008年06月08日 00時55分17秒
コメント(4) | コメントを書く
[Family] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X