Life is beautiful

新学期明けからの暑い中の毎日の練習、親がかりでの事前準備（園庭整備＆掃除、備品準備、テント貼りなど）、そしてどうしてこのせっかくのシルバーウィーク中にあるのかと思うくらいの日程など、親も子も大変だったけれど、無事終わった。

海はプレ幼稚園時代に少しは雰囲気を味わってはいたものの、本格的な運動会は初めてで、ちゃんと今日が本番ってわかっていたのかしら？
かけっこも足が速いと思っていたのに、何と、トラックの一番外側を観客席を見ながら走り最下位。
お遊戯はまあまあがんばっていたけれど、やはり年少グループ、ほんわかのほほんとした踊り。
お昼近くになると、年少さんはみんなバテていて、応援どころではなくボーっとしているし・・・。
それでも、やっぱり、親としては初めての集団生活で先生や上級生の指示を仰ぎながらがんばって参加する我が子の成長ぶりを見るのは嬉しいもの。
そして、年長さんのしっかりとした走りや組体操、代表として挨拶したり指揮を執ったりしている子を見ると、皆我が子のようで、涙が出そうになるくらい可愛かった。
特に、海の幼稚園は縦割りなので、クラスの全員を知っている。
送り迎えで声をかけてきた年長さんの、最後の運動会でがんばっている姿を見ると、来年はこの子たちといっしょに過せないんだなって思うと早くも寂しくなったりして。
クラス対抗リレーも親の方が盛り上がっていたのは、やっぱり、縦割り保育のいいところだなと思う。

お昼までの運動会でお弁当作りがなくて助かったとはいえ、いつも以上に早い登園と強い日差しにバテバテ。
私の出番は、海との親子競技、光といっしょに未就園児のかけっこ出場、クラス保護者代表競技など。
いつもはあまり自分の年齢を意識していないけれど、今回は、やっぱり若いママっていいなって思った・・・。
それでも、光の世話はばあばがしていてくれたので助かったんだけれどね。。
夫も、前日準備から当日後片付けまでよく働いてくれた。
しかし、年長ママたちの目を気にして大人しく、テント内も後ろの方で観覧、できるだけ目立たないように裏方に徹していこうと思っていたのだけれど、、、。
「仲良しご夫婦で羨ましいです～。」やら「ステキなご夫婦ですね。」などまたまた声をかけられ、嬉しい反面、何か目立ってしまったのかと心配。
保護者代表競技（夫婦で手をつないでラケット持ちボールを運ぶ）も、だから、ギリギリまで出ないようにしていたのに～。
年長さんが最後の思い出に出て欲しいと声をかけられても人数揃わず、最後の一組がなかなか決まらず、すがるような担任の先生の目が役員に向けられたので、ついに私がおれてしまったといういきさつ。
まあ、夫は楽しんで競技していたし、夜寝るまで、「やっぱ、オレたち幸せ夫婦なのかな～。」なんてにやけているし。
全く、偽幸せ夫婦なのに～（笑）。

まあ、偽幸せ家族かどうかは別にして、海の運動会は、みんなで楽しめた。
当日もそうだけれど、事前の練習風景を役員の仕事で顔を出した時に覗き見できたり、家にいても運動会の練習の音楽や掛け声、笛の音が聞こえてきて、その何でもない日常の雑音がとても幸せな気分にさせてくれた。
こんな機会を作ってくれた海の幼稚園生活でのがんばりに感謝。
ご褒美にばあばにマルチローダーのミニカーを買ってもらって、運動会よりも嬉しそうにしながら疲れて寝入った海の寝顔を見ながら、またまたギューとハグしてしまった親ばかな運動会の一日でした・・・。