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カテゴリ:baby
海がスイミングに通い始めて1年ちょっと。
やっと、やっと、進級テストに合格した。 マイペースでのほほんとした性格だからか、まわりがどんどん進級して他のクラスになって、一人残され、しかもどんどん小さい子が入ってくるのに、全くの危機感なし。 お風呂で夫が鼻ぶくぶくの練習をさせているのだけれど、気分が乗っている時だけしかしない様子。 ちょっと厳しく顔をつけさせようものなら、お風呂場から悲鳴やらおたけびが聞こえてくる有様。 鼻ぶくぶくは、最初の難関とは言うけれど、こんなにもクリアするのに時間がかかるものなのか? もともと、優しい先生のクラスで、遊びに行っているような感覚しか持っていなかったから、このまま健康維持のためだけに続けさせるかどうか私達も悩んでもいた。 今度合格しなかったら、真剣に今後を考えようと・・・。 2ヶ月前のテスト時は、中耳炎で欠席してしまったけれど、4ヶ月前に不合格となった時、それとなく現状認識させてみてはいた。 「もう、前からいっしょだったお友達、誰もいなくなっちゃったね。」 「海は一番へたなクラスにいるんだよ。早く飛び込みのクラスに行きたくないの?」 「このままだと、そのうちオムツ外れた光が入ってきて、弟といっしょのクラスになっちゃうよ。」など・・・。 この言葉は親としてどうかとも思うけれど、ここまで言って初めて、恐らく生まれて初めてであろう、「悔しい」という気持ちを出してきた。 しくしく泣いていた。 それからちょっとずつだけれど、何回かに1回は、きちんと言われたことが出来るようになり、私が先生に「スパルタでお願いします。」と頼んだせいか、今まであまあまだった先生にもしごかれるようになり、何とかここまできた・・・。 特に、スイミングの選手になって欲しいとか高尚な希望を持ってもないんだけれど。 せめて、溺れた時に、救助がくるまで、自力でどうにか持たせるくらいの遊泳力はつけて欲しいと思って。 まだまだ、目標には程遠いところにいる海だけれど、でも、悔しい気持ちを持ってくれて、少しのがんばりで、達成感を味わってくれた事が、親としてはとても嬉しい。 今日は、テストに合格した時にもらえる、新しいクラスのワッペンを嬉しそうな顔で見せてくれた海といっしょに家族でお祝い。 みんなでたくさんたくさんハグして、海のがんばりを褒めてあげた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年02月03日 00時30分44秒
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