カテゴリ:映画
久しぶりに酷い映画を見た。
あー、パンデミックものかー、アメリカで流行るものって、日本でも絶対作られるよねー、なんて軽い気持ちで見て、びっくり。 反日思想の左翼知識人が好む日本有罪論に立脚した、 中国共産党プロパガンダというか、全体これデマゴギー映画だった。 壇れい好きなだけに残念。 俳優ひとりひとりの演技は悪くないけど、なんせ脚本がウ○コ。 致死ウイルスの名前がブレイム→“神の裁き”、って命名発想がもう、日本は悪い国なんだみたいな発想の上に立ってて訳わかんないてかああまたかってか、 何をどうしても日本のせいにしたいのねー、って、うんざり。 結局あれなのよね、アメリカにとっての正体不明の致死ウイルスってのは、国を脅かす何かで、それに命を賭けて立ち向かう英雄の活躍を描くのがパンデミック映画のキモなのに、 日本にとっては、いかに日本が悪いことをしたかの再確認てか再洗脳のための場にされてしまうというこの異常さ。 働いてるのは医者だけで、政府は能無し、軍は封鎖処理のみ、って、こういう展開しかないのがもう貧困だし、 死亡フラグがベタすぎて、指折り数えて笑っちゃったわ。 安直なのよ、何もかも。 ウイルスの起源、最初、フィリピンと思わせておいて、架空の東南アジア(サラマポって言ってたから、フィリピンなんだろうけどさ)って設定になってるけど、こういうわけわかんないウイルス発生で一番リアリティがあるのは、中国だよねー(笑) 感染源の日本人に嶋田久作ってのがまた、個人的に大ウケた。 かつて『帝都物語』で、日本を滅ぼす平将門の化身を熱演した彼が、やっと想いを果たしたようだったよ。 ウイルス発生の原因も、ご丁寧に日本の開発が原因で環境破壊が起こってそのせいで…みたいな流れになっててなんかもう、笑うしかないなーって。 ああそうですか全て日本が悪いんですかそうですか。 中国の大気汚染も、日本から盗まれた国宝が韓国にあるのも、みんなみんな日本が悪いんですねそうなんですねみたいな。 雪に埋もれる彫像が、まるで死の灰に覆われているかのように見えて、なんかもうねぇ。 荒れ果てた銀座のシーンを見て、ああ、日本が嫌いな人が夢見る光景ってこういうモノなんだなー、と寒々した気分になったよ。 最後の希望の血清治療について、「薬やワクチンじゃなくて、人間と人間が血で繋がって何とかしようっていうんだからウイルスも許してくれるんじゃないかなぁ」って、なんじゃそりゃ?! 中韓と日本が混血して誰が何だかわからなくなれば、日本の罪も許して貰えるって? 仮に混血して、それで“許して”貰って、何になるっての? 混血した子は、本当に許して貰えて、普通に扱われるとでも思ってるの? かつて、アメリカでは16分の1だけ黒人の血が入った白人でさえ、“黒人”だと裁判所が決めた。 韓国人は在日四世がいる今でも、“済州島出身の人間は成分が悪い(→身分が低い)”って言って差別するのよ? 混血なんかで問題が解決するなんて、お花畑過ぎる。 逆に言ったら、この世から日本人て存在が消えない限りは許せないって言われてるのよ? 実際韓国では、ラストがカットされてただただ日本が滅んでいくって結末のものが上映されてんのよ? どんなにこっちが譲歩したところで、一生伝わりゃしないのよ。 まさに中国共産党の主張そのまんまじゃない。 よくこんな恥ずかしい映画作れたな。顔がみたいわ。 …って、監督・脚本の瀬々敬久って…ポルノ映画しか撮ってないじゃん…。なんだよ“ピンク四天王”って。
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最終更新日
2013年02月07日 14時43分45秒
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