カテゴリ:映画
ただただ、絵の美しさと独特の空気感を楽しむ映画。
日本のアニメってのは、本当に凄いなぁ。 冒頭の空の情景だけで、ああ、観て良かったと思う。 主人公が、どう見てもNARUTOのサスケです。本当にありがとうございます。…と思ったら、キャラクターデザイン担当したの、マジでアニメのNARUTO描いてる人だった。 ここはむしろ、「ナルトが戦闘機操縦してなくて良かった」と胸を撫で下ろすところなのか? 押井守、バセットハウンド大好きだな(笑)。 お話は、典型的なループもの。 腕利き戦闘機パイロットが、新しい基地に配属される。上司が隠す前任者の情報。どうやら死んだらしい。何故死んだ?どんな男だった? 日本人に『トップガン』作らせたら、こんなに思索的なものになる。 あらゆるところに敵の姿を見出だして奮い起つ白人脳もどうかと思うが、戦いの中に身を置いて静かに沈み、“変わらない日常”を壊すために自滅に走る主人公の姿は、 戦いの意味を教える事が出来なかった、戦後民主主義教育の不備を露呈してると思うんだ。 昨日と同じ今日にうんざりする事の、傲慢さを知るべきだと思う。 ラストシーンの続きがあるので、エンドロールは最後まで見よう。
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最終更新日
2014年10月31日 15時01分06秒
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