カテゴリ:映画
原題は『STILL LIFE』。面白かったです。孤独死した人の埋葬を担当するお役人の物語。
イギリスが舞台の映画で監督はイタリア人。なんとあの巨匠ルキノ・ヴィスコンティの親戚ですって。 イギリス英語って私の英語力でも聞き取れるから、観ていて楽しいです。 主人公は、お役所の民生係。真面目な独身男です。 孤独死した人が遺した物からその人の人生を探り、どんなものが好きだったのか、どんなことをしていたのか調べます。 遺族がいるとわかったら連絡を取って、いなければひとりでお葬式をし、埋葬に立ち会います。 誰にも感謝も評価もされないけれど、とても丁寧に仕事をする様子が淡々と描かれていきます。 そしてEUに加入したおかげで政策変更のあおりを受けてリストラされる主人公。 失職する前に最後の孤独死した男性についての調査が始まるのです。 主人公の俳優さん、鼻梁が高くてファイナルファンタジーのルガディン族にしか見えなくて困りました(笑) しかも私より年下という設定だった…えええええまじか。 最後の演出はズルい。あれは泣いてしまうわー。せつないわー。
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最終更新日
2017年07月21日 19時59分45秒
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